教えて！住まいの先生

詐偽であるか否かは裁判官の判断ですので、現状では高額見積りということになります。

ご存知の通りエコキュートの小売価格はフルオートでも20万円ほどです。
カタログ価格が100万円でも実際の売価は20万円ですので消費者はきをつけなければなりません。

定価100万円の商品が20万円で小売りできるということは、いったい製造原価はいくらなのかと疑いたくなります。
これはメーカーが公正取引委員会の勧告を無視した値付をしていることが原因で、消費者はいいようにメーカーや販売業者のカモにされていると言えます。

私は水回り商品の卸業を長く営んでいますが、エコキュートは大手ネットショップで購入し、地元の設備業者に交換工事を依頼する方法がいちばん安く上がります。

この方法ならエコキュート＋工事の込み込み費用は高くても35万円ほどです。

そもそもエコキュートに限らず水回り商品の製造原価はカタログ価格の12%です。
100万円のエコキュートやユニットバスやシステムキッチンは12万円で作られています。

100万円と聞けば高額商品だと錯覚させることでメーカーや販売業者がたっぷり傭かるように仕組みに警鐘を鳴らすのが公正取引委員会の役目です。

その悪しき慣習で大儲けしようと企む業者は詐偽ではなく、高額請求業者だと思います。
高額請求業者が詐欺師なら積水ハウスやダイワハウスなども同類になります。

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