教えて！住まいの先生

Q 注文住宅の契約をしたのですが、南海トラフの事も心配で完成までに全壊したらどうなるのかと思いネットで調べたりしていて引渡しまでは工務店が所有者だと思っていて工務店の方に確認をしたら工務店側は

請負会社なので、材料や現場管理となり
不十分な管理で問題が起きたら工務店負担
建設中に災害が起きた場合は施主負担と
言われました。
工務店で上棟と同時に加入できる火災保険を
オススメされ、他の火災保険も検討しようと思ったのですが、どこも引渡しと同時に加入とのことでした。
災害等の負担割合は、
工務店ごとに取り決めがあるのでしょうか？
私の勉強不足かもしれないですが、、、

わかる方ご回答、宜しくお願いいたします。

質問日時： 2024/8/23 21:17:55 解決済み解決日時： 2024/8/23 22:08:49
回答数： 3 ｜閲覧数： 240 ｜お礼： 0枚
共感した： 0 この質問が不快なら

ベストアンサーに選ばれた回答

A 回答日時： 2024/8/23 22:08:49

建築士です。
工務店が間違っています。

民法では施工会社(請負業者)が建物を完成させる義務があり、完成物を依頼主に引き渡さないと代金請求できないと決められています。
火災や損壊で建物を再び建物を建て直す場合は、再建築費は施工会社が負担することになっています。

その為、多くの業者は建設工事保険に加入していますが、全ての業者が加入しているとは限りません。
また建築工事保険は台風や火災には対応しますが、地震・噴火・津波・戦争には対応しません。

私が経験した事例ですが、建築中に大水害があり付近一帯が洪水によって壊滅的な被害を受けた事があります。
その際は建築工事保険によって再建築費用が保証され、工事が継続されましたが、何と施主が引渡を拒否し、訴訟になってしまいました。
理由は町全体が壊滅し、居住に適さなくなったと言う事です。