教えて!住まいの先生
Q 相続について。
親の資産が2億ほどあります。しかしその大半が現金ではなく土地で、神奈川県の一等地にある実家、実家に隣接した月極駐車場・アパートです。実家には父母と弟(ニート)が住んでおり、いずれ兄弟で相続という形になります。
が…障害を持つ弟にはほとんど収入がなく、父母が養っている状態。父母が亡くなったら生活は苦しくなると思います。
そうなると、父が亡くなり、次いで母が亡くなったりした場合、数千万の相続税が課されますよね。
相続人が居住していると税額はある程度控除されるという話も聞いたことがありますが、それでも全く収入がなければ払えるとは思えません。
私は自分の育った家を手放したくないという気持ちがありますが、父母が亡くなるであろう30年後くらいには自分は定年しており、恐らく相続税を払い切れる手持ちがありません。
そうなると、もう取れる選択肢は駐車場やアパートを売って資金を作るしかないのでしょうか?
そしてニートの弟はどうなるでしょうか?
親的には駐車場やアパートも含めて「自分の土地」だから全て手放して欲しくないようです
補足
が…障害を持つ弟にはほとんど収入がなく、父母が養っている状態。父母が亡くなったら生活は苦しくなると思います。
そうなると、父が亡くなり、次いで母が亡くなったりした場合、数千万の相続税が課されますよね。
相続人が居住していると税額はある程度控除されるという話も聞いたことがありますが、それでも全く収入がなければ払えるとは思えません。
私は自分の育った家を手放したくないという気持ちがありますが、父母が亡くなるであろう30年後くらいには自分は定年しており、恐らく相続税を払い切れる手持ちがありません。
そうなると、もう取れる選択肢は駐車場やアパートを売って資金を作るしかないのでしょうか?
そしてニートの弟はどうなるでしょうか?
親的には駐車場やアパートも含めて「自分の土地」だから全て手放して欲しくないようです
「ニート」と表現したのは、障害とは言っても働けないわけでもないのに働かないからそのように表現しました。
質問日時:
2024/11/14 01:28:57
解決済み
解決日時:
2024/11/20 21:49:40
回答数: 12 | 閲覧数: 628 | お礼: 0枚
共感した: 2 この質問が不快なら
回答数: 12 | 閲覧数: 628 | お礼: 0枚
共感した: 2 この質問が不快なら
ベストアンサーに選ばれた回答
A
回答日時:
2024/11/20 21:49:40
うちと似てますね。細かく話すと長くなるんでかいつまんで。
まず、30年後に2億の相続があるなら、30年かけて相続対策をするしかないです。相続資産2億で相続人が配偶者と子なら法定相続割合通りに分けっとして(つまり母1億、子5000万ずつ)、相続税は1350万です。次に母親が1億持って亡くなれば、子ども2人で相続税770万。まあ2000万あれば相続税は大丈夫そうです。年67万ですよ? 不労所得をプールしておけば余裕でしょう。
加えて相続税を圧縮する方法を考えます。親御さんの資産は極力増やさず、質問者さんたちの資産が増えるようにしましょう。生前贈与はもちろん、生活費を親に出してもらうなど「贈与にならない資産移動」を活用します。孫の学費は当然祖父母もち、小遣いも使える範疇で(使う前提で)祖父母に出してもらえば贈与税はかかりません。上にあげた2000万も質問者さんと弟さんの納税資金として定期預金でもNISAでも好きなところに置いておけばよいです。
一時払いの生命保険も最大限活用しましょう。500万×相続人の額までは非課税ですし、課税対象になったとしても銀行預金より早く受け取れる可能性があります。
あと、土地活用してるなら、相続時の評価額は低くなります。自宅や事業用の土地には小規模宅地等の特例が適用できそうですし、なんなら一度相続税のシミュレーションをしてみてはどうでしょう。
あとは弟さんですが、ニートなのは不労所得でなんとかするとして、一人で生活できますか? できるなら、相続発生時にいっきにお金を渡すのではなく、毎月定額を渡すような形をとれば「使い込んで文無しになる危険」が回避でき、弟さんも「毎月定額のお金が入ってくる」という安心感を得られます。うちは父の相続で6000万の遺産がありましたが、ぜんぶ自分が承継したうえで弟に代償金を3000万払うとしました。この3000万は遺産分割協議書上では「別途定める方法で」としておき、実際には毎月10万ずつ30年弱(といいつつ多分死ぬまで)払い込む、というものです。さらに固定資産税や光熱水道費などもこちらで負担しています(その分、祖母から相続を受けてるのでできてます)。これを弟に話したとき、弟は「父が亡くなり、この先どう生活していいのか不安だ」という状況から一転して「贅沢しなければ死ぬまでおカネの心配しなくていい」という状況にかわり、ずいぶんと表情が穏やかになりました。隣で聞いてた母は泣いて喜んでました。
結局長くなりましたが私の助言は
・相続税は30年かけて貯めれば余裕
・さらに相続税を圧縮する工夫をしよう
・弟には分割で代償金を渡すのはどうか
といった感じになります。
まず、30年後に2億の相続があるなら、30年かけて相続対策をするしかないです。相続資産2億で相続人が配偶者と子なら法定相続割合通りに分けっとして(つまり母1億、子5000万ずつ)、相続税は1350万です。次に母親が1億持って亡くなれば、子ども2人で相続税770万。まあ2000万あれば相続税は大丈夫そうです。年67万ですよ? 不労所得をプールしておけば余裕でしょう。
加えて相続税を圧縮する方法を考えます。親御さんの資産は極力増やさず、質問者さんたちの資産が増えるようにしましょう。生前贈与はもちろん、生活費を親に出してもらうなど「贈与にならない資産移動」を活用します。孫の学費は当然祖父母もち、小遣いも使える範疇で(使う前提で)祖父母に出してもらえば贈与税はかかりません。上にあげた2000万も質問者さんと弟さんの納税資金として定期預金でもNISAでも好きなところに置いておけばよいです。
一時払いの生命保険も最大限活用しましょう。500万×相続人の額までは非課税ですし、課税対象になったとしても銀行預金より早く受け取れる可能性があります。
あと、土地活用してるなら、相続時の評価額は低くなります。自宅や事業用の土地には小規模宅地等の特例が適用できそうですし、なんなら一度相続税のシミュレーションをしてみてはどうでしょう。
あとは弟さんですが、ニートなのは不労所得でなんとかするとして、一人で生活できますか? できるなら、相続発生時にいっきにお金を渡すのではなく、毎月定額を渡すような形をとれば「使い込んで文無しになる危険」が回避でき、弟さんも「毎月定額のお金が入ってくる」という安心感を得られます。うちは父の相続で6000万の遺産がありましたが、ぜんぶ自分が承継したうえで弟に代償金を3000万払うとしました。この3000万は遺産分割協議書上では「別途定める方法で」としておき、実際には毎月10万ずつ30年弱(といいつつ多分死ぬまで)払い込む、というものです。さらに固定資産税や光熱水道費などもこちらで負担しています(その分、祖母から相続を受けてるのでできてます)。これを弟に話したとき、弟は「父が亡くなり、この先どう生活していいのか不安だ」という状況から一転して「贅沢しなければ死ぬまでおカネの心配しなくていい」という状況にかわり、ずいぶんと表情が穏やかになりました。隣で聞いてた母は泣いて喜んでました。
結局長くなりましたが私の助言は
・相続税は30年かけて貯めれば余裕
・さらに相続税を圧縮する工夫をしよう
・弟には分割で代償金を渡すのはどうか
といった感じになります。
回答
A
回答日時:
2024/11/14 02:03:26
親の希望に沿うなら今から資金を蓄えるよりないです
Yahoo!不動産で住まいを探そう!
関連する物件をYahoo!不動産で探す
-
新築マンション
3LDK以上のマンション
-
賃貸物件
ペット可・相談可の賃貸物件を探す
-
中古マンション
駅まで徒歩5分以内の中古マンション
-
新築戸建て
南側に道路がある新築一戸建て
-
中古戸建て
リノベーション・リフォーム済み(予定含む)の中古一戸建て
-
土地
南側に道路がある土地