教えて！住まいの先生

ご質問主様が補助金に申請できるかできないかは、一条の方針もあるのですが、補助金の予算額によるところが大きいです。なので、営業も現時点では何とも言いようがないという状況になります。
近年の状況のままであれば、来年もi-smileでも申請できるのではと思いますが、実際のところは分かりません。


まず、数年前の状況ついてですが、これは当時のZEH補助金のことになります。国の予算は全体で数10億円程度、戸建のZEHで採用される件数は年間で3〜5000件だけでした。つまり一条が年間に建てる軒数の半数にも満たない申請枠しかなかったということです。何が起きるかというと、年間で3,4回ある申請日初日に全国から申請が殺到し、当日中に予算枠を超え、抽選で当選者を決めていました。
つまり申請には費用が掛かりますが、必ず補助金を受けられるということでは無かったのです。
一条の対応は、当然ですが落選しても申請費用は返せない、ただしZEH要件のために付けたオプション（EV用電源とか）は設計Fix後だがキャンセルしても良い…というものでした。これは一条にとっても顧客にとって不幸なことです。そこで、被害数を最小限にするための方針として、NEH補助金申請は断熱性能の高いi-smartとi-cubeシリーズだけにして、それ以外（最上位グレードのグランセゾンでも）は申請しない方針としました。


ここ1,2年の『こどもエコすまい支援事業』や』子育てエコホーム支援事業』は、予算枠が2000億円近くあります。年末近くになるとさすがに予算枠を超えて終了となりますが、その前に申請すれば、まず補助金を受けられる状況です。ハグミーでも受けられたと記憶していますが、実際のところは営業に聞いてみて下さい。


ご質問主様が申請できるかは、まず予算枠の話もありますし、それを受けての一条の方針の話もあります。また、設計完了して申請準備をして間に合うか（予算枠や期限内に）という話もあります。この辺りが上手く行けば、少なくとも長期優良住宅の方には申請できるのではと思いますよ。

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