教えて！住まいの先生

はじめまして 不動産コンサルタントの土屋輝之と申します。dondondonkonisikiguitarさんのご質問に回答させて頂きますのでどうぞ宜しくお願いします。

マンションの耐用年数（寿命）についてはいろいろな考え方があり『一般論ですが、鉄筋コンクリートのマンションで７０年が目安』という不動産屋さんが言われている内容も的外れなものではありません。

しかし、実際のマンションの寿命は管理組合が行う日常的な維持管理や大規模修繕工事（メンテナンス）の状況によって大きく異なります。ご質問からは現在築４０年を経過しているマンションのようですがこれまでに行ってきた大規模修繕の内容や今後の計画によっては７０年以下で寿命が尽きてしまう可能性もありますし８０年、９０年と住み続けることができる可能性もあるということです。

マンションを長く使い続けるために大規模修繕を繰り返し行うためには管理組合の皆様の熱意ある行動力と応分の資金が必要になりますので、ご質問のマンションの管理組合の活動状況や長期修繕計画の内容、修繕積立金の徴収状況などを確認されることで一定程度推定することも可能となりますが専門的な知識が必要な部分もありますのでマンションの維持管理に詳しい方や専門家に相談される方法も検討する余地があると思います。

また、建替えについてはマンションの寿命を延ばす大規模修繕を繰り返すことに比べ、とてもハードルが高くなります。
確かに一部の地域では『増築してその分を分譲して自己資金０という方法』も実現可能ですが多くの地域で実現できるものではありません。

以上、参考にしていただければ幸いです。

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