教えて！住まいの先生

不動産コンサルタントの土屋輝之と申します。senaparuさんのご質問に回答させて頂きますのでどうぞよろしくお願いします。

民法の規定では売買契約は『売ります。』『買います。』という双方の意思表示により成立しますので売買契約書の作成は必須ではありません。

しかし、不動産はとても高価なものですから知人間での取引とはいえ万が一トラブルになった際のことを踏まえ売買契約書だけはしっかりしたものを作成されることをおすすめします。
不動産売買契約書の作成はある程度の知識を要しますので専門家への依頼が望ましいことは言うまでもありませんが、売買する土地や建物について詳細な事を調べてから契約されたい場合には仲介業者さんへの依頼が一般的です。
また、土地や建物について特に不安がなく詳細に調べる必要がない場合には司法書士事務所へ売買契約書の作成を依頼する事が可能です。

司法書士事務所へ依頼する場合には所有権移転などの登記手続きも合わせてお願いする事ができますので便利だけでなく、費用面でも一般的には仲介業者さんに依頼する場合に比べ安価に済ませる事ができると思います。

ただし、senaparuさんが住宅ローンを利用する場合には仲介業者さんが作成した重要事項説明書と売買契約書がなければ申し込みを受け付けてもらえないケースが多いと思われますのでご注意下さい。

以上、参考にして頂ければ幸いです。

無事に不動産取引ができることをお祈りしております。

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