教えて!住まいの先生
Q 地盤改良工法の種類について 地盤改良予定です。 地盤調査の結果、支持層まで五メートルあります。
三種類の工法で検討していますが、案内をみてもどれがよいか素人にはよくわかりません。それぞれについて良い点、悪い点ふまえて教えてください。よろしくお願いいたします。
1、ハイスピード工法(採石パイル)
2、柱状改良
3、鋼管杭
補足
1、ハイスピード工法(採石パイル)
2、柱状改良
3、鋼管杭
地質は主に粘土質で表層から1m~2mのところにするするというのがあります。4m辺りに鹿沼土の層が1m弱あります。
見積りは取りましたが、安い方から、鋼管杭、ハイスピード、柱状改良の順です。
施工会社はハイスピードを推してます。
質問日時:
2012/12/7 22:21:59
解決済み
解決日時:
2012/12/14 08:02:33
回答数: 3 | 閲覧数: 3755 | お礼: 100枚
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ベストアンサーに選ばれた回答
A
回答日時:
2012/12/14 08:02:33
以前、地盤調査・改良の営業をしておりました。
支持層としてあつかえる地盤の固さが3工法ともバラバラなので、5mまでとにかく軟弱地盤で、5mから急に固い地盤なデータじゃないと、3工法ともすべて5mの地盤改良になるという事はないですよ。ちなみに、ハイスピード工法、柱状改良、鋼管杭の順に支持地盤として扱う地盤の固さが必要になってきます。なので、例外はありますが、杭の長さも、ハイスピード工法、柱状改良、鋼管杭の順に長くなります。杭が長いという事は金額アップにつながりますが、ハイスピード工法は1本あたりの単価が柱状改良よりも高いので差があまりないと、ハイスピード工法の方が杭が短いのに柱状改良よりも高いという事はよくあります。
柱状改良とハイスピードは地盤データによってどちらが安くなるか分かりませんが、鋼管杭は他の2工法よりも確実に高くなるはずですので、私も鋼管杭が一番安いというのは無いと思います。(順番が逆だったらありえます)
鋼管杭は高いですが、工場で杭を造ってそれを現場に打つので、品質としては安定したものが作られ一番安心できる工法でもあると思います。改良業社さんも土質を吟味して工法を選んでくれるとは思いますが、柱状改良は現場の土とセメントを混ぜて杭を造る為、土に問題がある場合は、杭が固まらないという現象が起きてしまう場合があります。ハイスピード工法はどの改良業社でもできる工法というわけではなく、その都道府県で数社ハイスピード工法ができる権利をあたえられています。その為他の工法と比べると実績にとても差があり、経験の浅い業社が施行すると、とんでもない物ができる場合があります。誰でも初めてやる事は下手ですよね。つまりそういう事です。悪い工法では無いと思いますが、その都道府県でハイスピード工法の実績が一番ある業社に頼むのが懸命です(と言っても分けあってお施主様が業社を選ぶ余地はありません)。
ハイスピード工法の売り文句は聞かされていると思うので、その点で他の工法では、納得できないという事であれば、ハイスピードを選べば良いと思います。そうでない場合は、一番安い工法で良いと思いますよ。
ちなみに、土質が分かっているという事は、地盤調査はスウェーデン式サウンディング調査ではなくボーリング調査をされたのでしょうか。もし、ボーリング調査という方法で地盤調査をやられたのなら、現場の土質の種類ハッキリ分かるので、それでも柱状改良が候補にあがっているという事で、土質(土の種類)の心配は無いかと思います。
支持層としてあつかえる地盤の固さが3工法ともバラバラなので、5mまでとにかく軟弱地盤で、5mから急に固い地盤なデータじゃないと、3工法ともすべて5mの地盤改良になるという事はないですよ。ちなみに、ハイスピード工法、柱状改良、鋼管杭の順に支持地盤として扱う地盤の固さが必要になってきます。なので、例外はありますが、杭の長さも、ハイスピード工法、柱状改良、鋼管杭の順に長くなります。杭が長いという事は金額アップにつながりますが、ハイスピード工法は1本あたりの単価が柱状改良よりも高いので差があまりないと、ハイスピード工法の方が杭が短いのに柱状改良よりも高いという事はよくあります。
柱状改良とハイスピードは地盤データによってどちらが安くなるか分かりませんが、鋼管杭は他の2工法よりも確実に高くなるはずですので、私も鋼管杭が一番安いというのは無いと思います。(順番が逆だったらありえます)
鋼管杭は高いですが、工場で杭を造ってそれを現場に打つので、品質としては安定したものが作られ一番安心できる工法でもあると思います。改良業社さんも土質を吟味して工法を選んでくれるとは思いますが、柱状改良は現場の土とセメントを混ぜて杭を造る為、土に問題がある場合は、杭が固まらないという現象が起きてしまう場合があります。ハイスピード工法はどの改良業社でもできる工法というわけではなく、その都道府県で数社ハイスピード工法ができる権利をあたえられています。その為他の工法と比べると実績にとても差があり、経験の浅い業社が施行すると、とんでもない物ができる場合があります。誰でも初めてやる事は下手ですよね。つまりそういう事です。悪い工法では無いと思いますが、その都道府県でハイスピード工法の実績が一番ある業社に頼むのが懸命です(と言っても分けあってお施主様が業社を選ぶ余地はありません)。
ハイスピード工法の売り文句は聞かされていると思うので、その点で他の工法では、納得できないという事であれば、ハイスピードを選べば良いと思います。そうでない場合は、一番安い工法で良いと思いますよ。
ちなみに、土質が分かっているという事は、地盤調査はスウェーデン式サウンディング調査ではなくボーリング調査をされたのでしょうか。もし、ボーリング調査という方法で地盤調査をやられたのなら、現場の土質の種類ハッキリ分かるので、それでも柱状改良が候補にあがっているという事で、土質(土の種類)の心配は無いかと思います。
質問した人からのコメント
回答日時: 2012/12/14 08:02:33
皆様大変わかりやすいご解答ありがとうございました。とても勉強になりました。
ハウスメーカーに何故鋼管が一番安いか聞いたところ、三種類とも見積りを取った業者が違うとの事でした。
業者によって腕に差があるのは、確かにそうだなぁと思いました。施工実績を聞いて検討したいと思います。 ありがとうございました。
回答
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A
回答日時:
2012/12/8 19:44:13
以前、地盤の保証会社で地盤の判定をしておりました。
経験からコメントさせて頂きます。
ハイスピード工法・・・・・・・・・
良い点・・・・液状化時の被害の軽減が見込めるらしいです。
また、自然に採取した砕石(石を砕いたもの)を使うので、環境にやさしいです。
悪い点・・・・各都道府県に数社づつフランチャイズの施工店があり、施工に際して若干のムラが有ります。
でも、管理は愛媛の本部でしているようです。
柱状改良・・・・・・・・・・
良い点・・・・安いです。施工実績も多いです。
悪い点・・・・地下水に悪影響を及ぼす場合が有ります。セメントに混ざる六価クロムが環境に悪い。と言われてますが、
六価クロム対応型のセメントも有ります。やや割高になりますが。
鋼管杭・・・・
良い点・・・・品質が安定してます。施工も綺麗にできます。排土が少ない。
悪い点・・・・施工深度が短いとやや割高になる傾向が有ります。
5m程度であれば、安い順に柱状改良→ハイスピード→鋼管杭となりそうな気がしますが・・
施工本数、施工環境等によって若干の差異があると思いますが、逆なんですよね??
地盤の保証会社はどの工法を勧めてますか?
何種類か勧められているなら、一番安い工法で問題ないと思います。
経験からコメントさせて頂きます。
ハイスピード工法・・・・・・・・・
良い点・・・・液状化時の被害の軽減が見込めるらしいです。
また、自然に採取した砕石(石を砕いたもの)を使うので、環境にやさしいです。
悪い点・・・・各都道府県に数社づつフランチャイズの施工店があり、施工に際して若干のムラが有ります。
でも、管理は愛媛の本部でしているようです。
柱状改良・・・・・・・・・・
良い点・・・・安いです。施工実績も多いです。
悪い点・・・・地下水に悪影響を及ぼす場合が有ります。セメントに混ざる六価クロムが環境に悪い。と言われてますが、
六価クロム対応型のセメントも有ります。やや割高になりますが。
鋼管杭・・・・
良い点・・・・品質が安定してます。施工も綺麗にできます。排土が少ない。
悪い点・・・・施工深度が短いとやや割高になる傾向が有ります。
5m程度であれば、安い順に柱状改良→ハイスピード→鋼管杭となりそうな気がしますが・・
施工本数、施工環境等によって若干の差異があると思いますが、逆なんですよね??
地盤の保証会社はどの工法を勧めてますか?
何種類か勧められているなら、一番安い工法で問題ないと思います。
A
回答日時:
2012/12/8 09:57:24
ザックリ回答しますね。
私もハイスピード工法を勧めます。
この工法は砕石を転圧する事によって、周りの地盤を締める効果があります。
水捌けも良くなるし、何よりエコですね。
柱状改良は、絶対そうだとは言えませんが、水質汚染が懸念されます。
近隣の家で井戸を使っていたりすると注意する必要があると思います。
鋼管杭は思いつかないんですが、高い印象があります。
あれっ、だけど鋼管杭が一番安くなってますね!
おかしいなぁ?先日同条件で鋼管杭とハイスピードの見積り取ったけど、ハイスピードの方が30万も安かったなぁ。
合計が幾らか分かりませんが、ハイスピードにするなら、値引き交渉してみては?
私もハイスピード工法を勧めます。
この工法は砕石を転圧する事によって、周りの地盤を締める効果があります。
水捌けも良くなるし、何よりエコですね。
柱状改良は、絶対そうだとは言えませんが、水質汚染が懸念されます。
近隣の家で井戸を使っていたりすると注意する必要があると思います。
鋼管杭は思いつかないんですが、高い印象があります。
あれっ、だけど鋼管杭が一番安くなってますね!
おかしいなぁ?先日同条件で鋼管杭とハイスピードの見積り取ったけど、ハイスピードの方が30万も安かったなぁ。
合計が幾らか分かりませんが、ハイスピードにするなら、値引き交渉してみては?
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