教えて！住まいの先生

こんにちは。

不動産コンサルタントの長嶋修さんのお話は、とても参考になりました。不動産業界は「自己の利益＞お客様の利益」なんですよね。
だから、お客様の利益は後まわしですね。不動産業界で働いていると、いかに業界人にダメな人間が多いか簡単に分かりますね。

さて、本題ですが・・・・

この業界で言う「数字」とは、貴方が「仲介手数料をいくら稼いだか？」と言う事になります。仮に５０００万の売買成立があれば、単純計算で１５０万円稼いだと言う事ですね。

営業ノルマは、会社により異なるようですが、目標は２００万程度は言われると思いますよ。問題なのは、貴方の給料にいくら反映されるかと言いますと、①基本給あり ②完全歩合給 では、変わります。

例・・・２００万の仲介手数料を得た場合。

①基本給１５万＋歩合２０万～３０万＝３５万～４５万円の給料となります。（歩合給は売上の10％～15％程度）

②完全歩合制・・・・売り上げの３０％程度（６０万円程度です）

どうですか？

私に言わせると、ずいぶんと歩合給が安いと感じますが、個人経営の商店は、社長がケチな場合がほとんどで、従業員は金欠で、苦しんでる方が多いと思います。

今の時代は不景気で、売買が少ないですから、稼げない事が多いので、町場の不動産屋の80％くらいは、小銭を稼ぐ「賃貸」に走ってますよ。あなたも駅前の不動産屋を見れば分かると思いますが、ほとんど賃貸ですね。

今の時代は、稼げるとしたら、都心の一等地で、建売や土地だけで７０００万以上する物件を取り扱う会社が良いでしょう。田舎で１０００万程度の物件じゃ、売り上げてもお茶代程度の給料しかでませんよ。

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