教えて！住まいの先生

築40年～50年でも立地（利便性）と管理状態によっては
売れると思いますよ。
もちろん価格は、その売却時点での相場（そうば）となりますが。

現在でも○○団地などの旧公団が昭和40年代に分譲した物件は
取引があります。

それを考えれば今現在の築25年、築30年の物件が
将来築45年、築50年となった物件であっても
取引がされる可能性はあると言えるでしょう。
（もちろん未来が見通せるわけではないので
あくまでも推測、類推の域にとどまります。）

所有者に一度なったら、売れるまでは次の買い手が見つかって
引き渡しをするまでは管理費、修繕積立金を払い続ける必要があります。

築40年以上のマンションは私は住んだことがないので、
こうだと断言はできませんが
メンテナンスさえしっかりしていれば特段それほど変わることは
ないものと思います。

ただ、管理組合の経済状況が思わしくないと、築40年になるまでの間に
必要な時期に修繕がされなかったり、修繕一時金が発生したりするので
計画的に建物管理、修繕が行われている物件かどうかは
購入検討時にはしっかりと確認することが重要です。

将来設計については個人、世帯ごとに考え方も異なるので
本人達が満足していればそれでいいと思いますが、
価格帯的に住居費としてそれほど過大な負担ではありませんので、
特に問題ないと思いますよ。

ここから先は質問に対する回答というよりは
個人的な私見ですが、
住宅は現在空家率１５％くらいであり今後も
この空家率が増加してくるものと推測されます。

不動産はより利便性の高い立地の良いものは
価格は維持できるかもしれませんが、
逆に利便性の低い立地は価格は今より一段と下がる可能性があります。

なので、できたら徒歩10分からせいぜい15分以内くらいで
探した方が利便性という観点からはいいと思いますよ。

また、千葉東方沖は地震プレートの関係でよく地震が起きるイメージですので
お考えのように築30年以内で探すのはいいと思います。

昭和56年（1981年）6月1日に建築基準法が改正され、
これ以降に建築確認をされた物件は
地震に強い新耐震基準という設計になっているので、
築30年以内の物件を探すということは昭和59年以降の築年となりますので
この基準に沿った物件になります。

なお、マンションであれば毎月、管理費・修繕積立金がかかります。
ファミリータイプなら月2万～2.5万くらいでしょうか。

考えようによってはこの分を返済に充て、
マンションの予算900万＋アルファと考えて
物件があればですが、中古戸建も併せて対象として検討してもいいと思います。
だいたい目安としては1400万～1500万くらいまでで。
もし車を所有していて、物件に駐車場があれば駐車場代が浮きます。
（ただし、将来的に建物の修繕をする際には自費で修繕費用を捻出する必要があります。）

なお不動産を所有すると、マンションにしても、戸建てにしても
固定資産税（・都市計画税）という税金がかかりますので、
固定資産税等の税金が年額いくらかも購入検討時に
不動産仲介会社に確認してみてください。

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