教えて！住まいの先生

はじめまして。
大阪・神戸・京都など関西圏でホームインスペクション（住宅診断）を行っております
一級建築士の大森と申します。
よろしくお願いします。

私は日々インスペクション業務で中古住宅を調査しています。
その際にお話しする購入のポイントを書かせていただきます。

購入を考えている住宅は恐らく、場所・間取り・価格に関してはほぼ満足されているのではないかと思います。

内部に関してはリフォーム済という事で見た目も綺麗ではないかと想像します。

外部はどうでしょうか？
屋根・外壁・シール（コーキング）・基礎立ち上がり等。。。

この部分は外部からの雨水の浸入を防ぐ非常に重要な箇所です。
築13年との事ですので、ちょうどメンテナンスの時期に差し掛かっていると考えてもらって良いと思います。

メンテナンス費用として必要な予算として、月に1万円の積み立てをしていたと仮定してみてください。（分譲マンションの修繕費用と考えて）

1年で12万円、5年で60万円、10年で120万円、築13年ですので156万円の修繕費用が貯まっているはずです。

上記に挙げた箇所を足場を組んで工事するとおおよそこれくらいの費用がかかると言われています。

入居時にこの工事を行えば次の15～20年の劣化度合いがかなり違ってくると思います。

後は、目に見えない箇所に注意をしてください。
例えば、床下・小屋裏から確認できる範囲の構造躯体や設備配管などです。

床下基礎にひび割れが無いか、小屋裏に雨漏り跡は無いかなどです。。。

この辺りをきちんと確認し、納得されてから購入されると良い取引になると考えます。

他にかかる費用としては取得に対しての税金・登記費用・仲介手数料などかかかってきます。

以上、ご参考になりましたら幸いです。

• なるほど：0
• そうだね：0
• ありがとう：0

この回答が不快なら