教えて！住まいの先生

はじめまして。
大阪・神戸・京都など関西圏でホームインスペクション（住宅診断）を行っております
一級建築士の大森と申します。
よろしくお願いします。

住宅診断（ホームインスペクション）に興味を持っていただき大変嬉しく思います。

ちなみにホームインスペクターは住宅診断士という意味です。

インスペクションについてお話しさせていただきますね。

まずお伝えしたい事は、インスペクションというのは住宅の不具合等をあら捜しする行為ではありません。

その建物の現在のコンディションを把握するために行う行為です。

そして、私がインスペクションを行う上で最も大切に考えている事は
『第三者性の堅持』
です。

ですので売主・買主どちらにご依頼いただいても全く同じ業務・報告書を作成します。

どちらかが有利になるような報告書は作成しないという事です。

kyandyi000が心配されている事は買う側の人間なら誰しもが思う事ですよ。

次に、インスペクションを行う時期としてはやはり契約前がよろしいでしょう。

不動産業者は嫌がるかも知れませんが、そこは丁寧に説明申し上げるげきかと考えます。

最近ではインスペクションは当たり前という気風が高まりつつありますので、遠慮せずにお話ししてみてください。

その後、インスペクションを行い様々な劣化や不具合が確認されたとしてもそれを元に売主・買主双方が話し合いを行い、お互いが納得した上での売買となり、よりスムーズな取引が行えるという事例が最近ではほとんどです。

中古不動産売買の潤滑油的な存在という感じでしょうか。。。

昨年国土交通省からこのようなガイドラインも発表されています。
http://www.mlit.go.jp/report/press/house04_hh_000464.html

ですので、インスペクションが当たり前の時代はもう目の前まで来ています。

私も所属している
『日本ホームインスペクターズ協会』
のホームページを一度ご覧ください。

http://www.jshi.org/

どんな所をどのように調査するのかが分かると思います。

kyandyi000さんの不安も少し和らぐのではないでしょうか。

以上、ご参考になりましたら、幸いです。

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本来は、売買契約を締結する前に住宅診断を行なった方が宜しいかと思います。

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