教えて！住まいの先生

松江市在住です。

↓を参考にしてください。
「出雲市・定住関連情報」
http://www.teijyu-izumo.jp/

①アパートで３００００円～戸建６００００～７００００円
今、全国的にそうですが出雲市でも戸建の空き家が目立っています。

②物価は農水産物が神奈川よりは安いでしょうが光熱費は変わらないと思いますので今の貴方の生活状況と大差ないと思います。

③従っていくら稼げば生活できるか判断できると思います。
仕事は求人は1倍を僅かに越えていますがサービス業、介護などが主で非正規が多いです。とてもじゃないけど神奈川ほどの職はありません。
従って給与水準も低いです。
当地で「高給取り」は公務員です。

④は長くなるので最後に。

⑤病院は大社地区には小さい医院程度しかありません。
出雲市中心部（出雲大社からバスで１５～20分）に出ると島根県立病院、市民病院、島根大学付属病院など大きな病院があります。

⑥車は当地では必須です。公共交通機関の便、場所が悪いので一家に2台は珍しくありません。通常の食料品などの買い物は大社町内のスーパーで賄えますが衣料、家具、プレゼントなど大きな買い物は出雲市街地の「ゆめタウン（イズミ）」や「イオン」に行くことになります。

最後に④です。
出雲市の中心市街地ならアパートやマンションに住んで余り近所付き合いもせず自治会にも入会しないことは可能でしょう。
ひとり身なら、それでも良いですが結婚して子供が出来たりすると不便を囲うことになります。
戸建住宅ならなおさら自治会に入らないと町内の清掃、ゴミだしなどに困ります。
出雲市、大社周辺は島根県の中でも一番保守的です。
だからこそ昔からの神事や祭事などが伝統として受け継がれるのです。

そして観光客の立場で見ると「良い所」ということになります。
ところがいざ住んで見ると冠婚葬祭など隣近所との付き合いが大変な事が判ります。町内の行事にも参加しなければなりません。参加しないと陰で何か言われないとも限りません。

私事ですが・・・。
松江に住んで30数年になりますが瀬戸内地方の政令都市に生まれ育って転勤後、松江市に営業所解説の為、転勤して数年は泣きましたよ。
営業の数字が上がらない為ですが地元の方に「言葉が違うけど貴方は何処の人か？」「何で県外№の車に乗っているのか？」などと警戒されるのです。
余所者を観光客は受け入れますが住むことを目的に来る人はこのように対処するのがこちらの人です。

そんな時、子供らが友人を作り、そこから母親同志の付き合いも始まり私は好きな神社周り、撮影などで周囲の世界が広がりました。

そして定年後、故郷か前任地に帰ることも考えましたが妻子は松江に住みたいと言いましたので「終の棲家」に決めました。

＊こちらから積極的に【この土地が好きだ→だから住みたい→だから仲良くしたい】という気持ちでいないと難しいですよ。

出雲市は松江市よりも、そういうことが顕著です。
あの「出雲弁」も出雲市が本場？です。

＊住みたい希望が強ければ、まず試験的に1年くらい住まわれたら如何でしょうか？ いきなり永住するよりは良い手段と思います。
沖縄などに移住した人が夢破れて都会に帰って行くのを聴きますよね。

＊移住に当たっては手に技術を持っていたりすると働くのに有利なようです。
島根でも邑南町のグルメでの町おこしでハーブ栽培や料理が出来る人、浜田市では乗馬のインストラクター、各地での観光アドバイザー等々。
要は地元に貢献できる職種の方は歓迎されるということです。

＊＊＊この土地に何かを求めて来るというのでなく逆に貢献する、寄与するという考えなら地元の方も歓迎するはずです＊＊＊

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