教えて!住まいの先生

Q 中古マンションをフラット35Sにて購入を検討しています。

物件のマンションは古い為、フラット35Sの技術基準は満たしていませんが、
購入物件の部屋をリフォームする際、全窓を二重サッシに変更する予定です。

中古の場合、全窓の二重サッシ化でフラット35Sの技術基準はクリアできますが、
マンション全体ではなく、購入物件の部屋のみ二重サッシ化を実施することで
フラット35Sは適用となるでしょうか?

以上、よろしくお願いします。
質問日時: 2015/3/1 09:56:05 解決済み 解決日時: 2015/3/2 18:03:02
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ベストアンサーに選ばれた回答

A 回答した人: 辻 優子 さん 回答日時: 2015/3/2 18:03:02
専門家
はじめまして。中古マンションのホームインスペクション(住宅診断、住宅検査)を行っている建築士の辻と申します。

「フラット35が利用可能な中古マンション」のうち、住戸(お部屋)がSの利用条件に該当する住戸を購入する場合には、金利優遇(S)が適用されることになります。

つまり、今回もしその物件がフラット35対象外(不適合)なのであれば、住戸(お部屋)をどのように改良してもフラット35は利用できません。

●古いマンションのフラット35審査について

1981年以前建設の旧耐震基準の古いマンションでも、管理規約や長期修繕計画が存在していて、建物の形状などの審査基準がクリアできればフラット35適合になることがあります。

【参考】住宅支援機構ホームページ・中古マンションの審査基準
http://www.flat35.com/loan/flat35/tech_cyuko.html

過去にその物件のほか住戸で審査を行い不適合という結果が明らかであれば仕方ないですが、もし、古いから難しいと判断されているようであれば一度審査を行ってみてはいかがでしょうか?

中古マンションホームインスペクションの現地調査時にフラット35審査を何度も行っていますが、築25年でも不適合だった物件もあれば、築35年を超えた物件で適合だった物件もあります。

●中古マンションのフラット35Sについて

住戸の状況が審査対象となりますが、断熱性能の基準以外にも「浴室に手すりが付いている」などの基準もあります。

物件が基準に適合さえしていれば、引き渡し前に売主に手すり取り付けを依頼するなどしてSのローンを申し込む方もいるようです。
※審査を手すり取り付け前に行った場合は、取り付け後に再度現場検査が必要です

以上、ご参考になれば幸いです。
気に入ったマンションを納得してご購入できることをお祈りしております。
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質問した人からのコメント

回答日時: 2015/3/2 18:03:02

辻様
期待値100%以上のご回答をいただき、誠にありがとうございました。
スッキリしました。
今後ともよろしくお願いします。

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