教えて！住まいの先生

不動産屋さん曰く、中古物件を買うなら建て替えができる広さ（3階建てはやめるべき）と環境が確保できる駅近、築浅物件を買うべきとのことです。
要するに、土地の価値がしっかりとある場所、建築条件無しで日当たりや道路幅など考慮した建て替え可能な土地を選びなさいということのようです。
そうすれば、将来は購入額から値落ちも少なく売却可能ですし、建て替えも検討できるためだと。
中古物件は当たり外れも大きいため、大損しないためにも何かあればすぐに売却できるように土地代が購入価格にいくら乗っているかを考慮して検討することが大切だと思います。

また工務店の方からは、維持費のかかりにくい家を選べと言われました。
具体的には、壁はサイディングでなく塗り壁、風呂はシステムバスでなくタイル張りだそうです。
システムバスは劣化も早く故障時は全部入れ替えるケースが多いためだそうです。
タイル張りの浴室は、最近は内側からパネルを貼る工法が10万円代から格安でできるそうです。
そしてこだわりのシステムキッチンでなくても既存のキッチンの扉や取っ手を交換したりするだけなら10万円程度からできて新品同様の見た目になるそうです。

大手ハウスメーカーの物件の中にはメンテナンス費用が高額過ぎて手放された中古物件がとても多く、建物自体の価値は高くても普通のサラリーマンや年金生活者には維持、管理が出来ないことも多いそうです。
自社でしか外壁や屋根などのリフォームを施工出来ない規定を設けている場合も多く、中古で購入後ただちに数百万円のメンテナンス費用がかかる場合もあるそうです。

不動産や工務店の方からの話ですので、一概に全てをおすすめする訳ではありませんが参考になる点があれば幸いです。

個人的には、老後までに土地と物件を手に入れておく方が良いと思っています。
老後は賃貸はオーナーが貸し渋るケースも多いですし、夫婦どちらか一人になった際には契約更新出来ないこともあります。
またマンションだとノーローンでも修繕積立金や共益費、駐車場代などで毎月の経費がかかりますし、売却時は土地代がつかないため購入時の価格からの値崩れが激しいです。
そして売れるまでは上記の経費は払い続けなければなりません。
マンションは外壁などは修繕積立金で賄われても、屋内の水周りなどのメンテナンス費用は別途必要のため、戸建て3000万円に30年住む場合と同額のマンションに30年住む場合とを比較しても諸経費だけで1000万円以上の差額が生じます。
そして売却時には土地代が付かず更に1000万円以上の差額です。

5.5万円のアパートに10年住めば660万円。更新料や駐車場代が別途あれば更に消えていってますよね。
住宅ローンになっても特に月々の支払い額は大きく変わらない可能性もあります。
私なら若いうちにローン組んで建物付きの土地を購入しておくと思います。
あとリノベーションしないでなるべく必要箇所のみのリフォームにするか築浅物件を選ぶと思います。

子供さんが2人いるなら学区など色々な条件も増えてきますよね。
良い物件が見つかると良いですね。

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