教えて!住まいの先生

Q 土地購入についてです。 相談になります。また長文になります。 私は、熊本県在住で今年マイホームを地元工務店で新築予定でした。 しかし、先日の熊本地震により被災し、今住んでいる住宅は

住める状態ではなくなってしまいました。
一先ず、実家に戻り生活は送れておりますが、これまで計画してきたマイホームについては、白紙にすべきか悩んでおります。
悩んでいる一番の理由は、購入しようとしている土地が、今回大きな被害をもたらした断層帯の上若しくは、数メートルの位置にあると言う事がわかったからです。
土地については昨年、売買契約書を交わし、一時金を不動産屋に渡しています。
家の設計も90%完成しております。
土地の決済については、銀行融資関係や開発許可等の書類準備諸々で延び延びとなっており、ようやく5月末頃に決済を行う様な運びとなっておった矢先の大災害であった為、
これからどうすべきか悩んでおります。
現状、役所についてもしばらく手に負えないと言う事で多少ですが、考える時間があります。
購入予定としていた土地への被害が如何程か実際に足を運びましたが、隆起や地割れなどは発生しておらず、土地自体には影響がないように感じました。
(実際には地下状況わかりませんが・・・)
周辺の住宅も比較的被害は小さかったと聞きました。
しかしながら、やはり断層帯付近になりますので、家族を守る、孫の代の事など様々考えると、違約金が発生してでも白紙撤回とし再計画を行うべきだとも思っております。
命には変えられません・・・・
大変楽しみにしていたのですが、それどころではなくなりました。
今回被災された方の中には、家を無くされ方や、未だ避難所生活を余儀なくされている方が多くいらっしゃいます。
それに比べ私の悩みなど些細な問題だとは思います。
そんな中、不謹慎な内容だとは思いますが相談させて下さい。大変、葛藤しております。
長文乱文となってしまいましたが、マイホーム計画は一旦白紙にすべきでしょうか?
質問日時: 2016/5/2 17:40:58 解決済み 解決日時: 2016/5/7 15:27:37
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ベストアンサーに選ばれた回答

A 回答日時: 2016/5/7 15:27:37
阪神大震災経験者から申し上げます。
まずはこの度、被災されたとのことについて心よりお見舞いを申し上げます。
記されている文面からは、土地購入の契約の状態の詳細や、今のそこのライフライン等の被災度など

●それ、土地だけの売買と、別の建物請負契約ですか?
●建築条件付き売買だったりしませんか?
●今から契約を頓挫させると土地、建物の契約に違約金等が発生しませんか?
●違約金の額が些少なら手付放棄も有りですが、あまりに高額なら決済を完了させてから改めて売る方が得だったりもします。
●或いは契約の相手方の売主は不動産業者?だとすると今回の非常事態に契約条項以外の何らかの申出等はないですか?
●そこ、電気・ガス・水道は復旧していますか?
●どれかが夏まで掛かりそうっていうのはないですか?など

が定かでない為、どこまで的確なことを申し上げられるかわかりませんが、思いつくままを記します。
阪神、中越、東日本に続く(細かく言えば能登半島やら福岡県沖とかもありましたが)今回の熊本ですが、東日本の場合は揺れによるものよりも津波による破壊が大きいので、今回の熊本とは明らかに違います。同じ震度7、都市部を襲った断層直下型という点では阪神が一番似ているように思います。
阪神の時は午前5時46分。多くの人は自宅に居ました。猛烈な揺れに恐怖を感じ、それがトラウマになって自宅に居ることが恐怖で、一定の間、家に居ることができなかったって人も少なくありません。私も幸い自家のマンションは一部損壊程度。家に入ること等はできましたが高層階で唯でさえ怯える余震が増幅されるため家に居るのが嫌。しばらく近所の親類の家に避難(耐震性からするとこの親類宅より自宅マンションの方が上だったことは明らかでしたが断水で生活に支障もあった)して、着替えを取りに数分間家に入るのも嫌だったのを覚えています。だからそれと同じように、今、熊本の人にも屋外や避難所や他人の家など、あの揺れを感じた時に居た場所ではないところの方が幾分かでも安らぎを感じられる人、少なくないと思います。
阪神大震災の元凶となったのは淡路島から神戸へ繋がる野島断層でしたが、あの時、地元のテレビ等で言われていたのが、「大阪城付近を南北に走る上町断層」、「大阪北部から六甲へと繋がる有馬高槻構造線」、これらもいつ動いても不思議ではないと。これ、被災者にとっては心細くなる一種の煽りにも聞こえました。今の熊本も「過去の予測が通用しない」とか、過去にない余震回数とか、「そんな心細くなるようなこと言わないで!」と思われていることもお察しします。

ただ、熊本で多くの建物が倒壊崩壊しているのも報道で拝見していますが、当然ながら熊本よりも阪神の方が都会であるため、そうなった建物の数は比べものにはならず、またあの時被災したけど、補修したり或いはそのままだったり、今でも存在している建物も数えきれるものでもありません。つまり圧倒的大多数の人はトラウマの建物に戻りました。もちろん、すぐに戻れたのではないですが、ライフラインが復旧し、余震が減り、喉元を過ぎるが如くの日にち薬の効果もあって。そちらでも言われていますが、震災を経た建物の耐震性は前回の被災により退化しますので、次また来たらダメかもしれません。そのことも覚悟しての上にです。
あれから21年が経ちました。上町断層も有馬高槻構造線も動いていませんが、そこが動くことに怯えていたんじゃ京阪神では生きられません。脱線した「つばめ」のようなことを起こしたくなければ、京阪神間で「のぞみ」や「みずほ」は毎日徐行運転しなければなりませんが、そんなことしてられません。家を建てることを熊本で躊躇うなら、鹿児島で建てますか?(桜島の灰や噴火の懸念が拭えないです)宮崎だと大丈夫ですか?(海岸部は東南海がモロですよ)
今の躊躇いが理解できないとは申しませんが、それが何時までも拭えないなら地震に負けてることに私はなると思います。そもそも地震大国で火山大国な日本。もはや、絶対安全場所なんてないです。録画機を早回しするかのような無理をする必要は全くないんですが、喉元過ぎて忘れるが如く、また元のような日を取り戻すこと。可能であれば、地震終息まで一息ついて、腹をくくってそこに家を建てればいい。それが人間だからできる地震に負けないことだと思います。
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質問した人からのコメント

回答日時: 2016/5/7 15:27:37

大変参考になりました。また、心強いコメント頂きありがとうございます。
励みになりました。
おっしゃられる通り、完全に安全な場所などないと思います。
次いつ来るかわからない事を恐れるよりも、今回得た教訓を元に出来る備えや、対策を行っていくかが最も重要であると痛感しました。
焦らずじっくり考えてマイホーム計画を進めて行きたいと思います。本当にありがとうございました。

回答

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A 回答日時: 2016/5/2 21:03:33
2度の震度7に襲われた、益城のある新築は、全くの無事でした。

耐震(免震)をそこまで考えれば問題ないでしょう。
また既に地震が起こった地域であれば、
次の可能性は、他よりも低くはなります。

地震を心配した場合、断層を参考にすると、
九州のほとんどで家は建てられなくなります。

残された僅かな安全地帯で家を建てるのか、
耐震(免震)を十分に考えるか、
どちらかではないでしょうか?

ちなみに、私なら、妻は揺れること自体が恐怖なので、
熊本には建てないと思います。
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A 回答日時: 2016/5/2 18:51:37
土地があなたの名義ではありません。

解約するべきです。
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