教えて!住まいの先生
Q 新築建売の物件を購入しようと考えていますが、断熱の仕様が気になりだしました。
建売なので最低レベルだろうと推測していますが、この地域の建売としては標準的な仕様なのでしょうか。
もし、首都圏で似たような仕様の建売物件にお住いの方がいらっしゃいましたら、実際に住んでみて断熱性能を許容できましたでしょうか。
ご意見、宜しくお願い致します。
地域:神奈川県横浜市 IV地域
外壁:グラスウール 75mm 10K
屋根天井:グラスウール 100mm 10K
床下:押出法ポリスチレンフォーム3種b t=30mm
外気に面する床下:押出法ポリスチレンフォーム3種BIII t=35mm
サッシ:複層ペアガラス low-e アルミ
もし、首都圏で似たような仕様の建売物件にお住いの方がいらっしゃいましたら、実際に住んでみて断熱性能を許容できましたでしょうか。
ご意見、宜しくお願い致します。
地域:神奈川県横浜市 IV地域
外壁:グラスウール 75mm 10K
屋根天井:グラスウール 100mm 10K
床下:押出法ポリスチレンフォーム3種b t=30mm
外気に面する床下:押出法ポリスチレンフォーム3種BIII t=35mm
サッシ:複層ペアガラス low-e アルミ
ベストアンサーに選ばれた回答
はじめまして、ホームインスペクション(住宅診断、住宅検査)を行っています、建築士の林と申します。どうぞ宜しくお願い致します。
住宅購入前に「断熱の仕様が気になりだした」とのことでしたので、ご参考になりそうなことを書かせて頂きます。
●国の指針について
国は「2020年までに新築住宅・建築物について段階的に省エネルギー基準の適合を義務化する」と言っています。書いて頂いた断熱仕様ですと、このときの基準になる可能性のある断熱等級4(次世代省エネ基準)は満たしていないと思われます。
いま「新築」を探されている理由のひとつが、最新の基準を満たしていることだとすれば、4年後にはそれがなくなってしまう可能性がある、ということになります。
今の段階では将来の基準を性格に把握することができませんので、やはり、できるだけ断熱性能に余裕のある家探しがおすすめです。少なくとも、断熱等級4のようにフラット35S等で誘導されている基準をクリアしておくことは検討されてはいかがでしょうか。
●その他の性能について
建物の性能は断熱だけではありませんので、以下を目安にされてはどうでしょうか。
・長期優良住宅
各種基本性能をパッケージにしたものです。耐震等級2、断熱等級4も含みます。
・上記の中でも耐震等級は3に
特に木造2階建て住宅では、通常のデザインであれば、等級3未満としなければならない理由がないと思います。
・省令準耐火構造
冬になると住宅火災のニュースが多くなりますが、耐火性能アップは住宅購入者が意識しないとなかなか進まないと思います。火災保険が安くなるというわかりやすいメリットもあります。
以上です。
ご希望のエリアなどの条件で上の住宅を探そうとするとすぐに、「そんな家売ってないけど・・・」となってしまうかもしれません。ただ、挙げさせて頂いた性能についてはそこまで特殊なものではなく、建売住宅でもクリアするものは増えてきていますので、ご参考として頂ければ幸いです。
住宅購入前に「断熱の仕様が気になりだした」とのことでしたので、ご参考になりそうなことを書かせて頂きます。
●国の指針について
国は「2020年までに新築住宅・建築物について段階的に省エネルギー基準の適合を義務化する」と言っています。書いて頂いた断熱仕様ですと、このときの基準になる可能性のある断熱等級4(次世代省エネ基準)は満たしていないと思われます。
いま「新築」を探されている理由のひとつが、最新の基準を満たしていることだとすれば、4年後にはそれがなくなってしまう可能性がある、ということになります。
今の段階では将来の基準を性格に把握することができませんので、やはり、できるだけ断熱性能に余裕のある家探しがおすすめです。少なくとも、断熱等級4のようにフラット35S等で誘導されている基準をクリアしておくことは検討されてはいかがでしょうか。
●その他の性能について
建物の性能は断熱だけではありませんので、以下を目安にされてはどうでしょうか。
・長期優良住宅
各種基本性能をパッケージにしたものです。耐震等級2、断熱等級4も含みます。
・上記の中でも耐震等級は3に
特に木造2階建て住宅では、通常のデザインであれば、等級3未満としなければならない理由がないと思います。
・省令準耐火構造
冬になると住宅火災のニュースが多くなりますが、耐火性能アップは住宅購入者が意識しないとなかなか進まないと思います。火災保険が安くなるというわかりやすいメリットもあります。
以上です。
ご希望のエリアなどの条件で上の住宅を探そうとするとすぐに、「そんな家売ってないけど・・・」となってしまうかもしれません。ただ、挙げさせて頂いた性能についてはそこまで特殊なものではなく、建売住宅でもクリアするものは増えてきていますので、ご参考として頂ければ幸いです。
回答
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A
回答日時:
2017/1/3 05:44:09
他の回答にもありますが、最低限の断熱なので暖かい家を望むレベルではないです。
一番気になるのは、サッシですね。
アルミのサッシは熱が抜けやすく、入りやすいです。どんなにペアガラスや壁の断熱材を良質なものにしても、断熱的に弱いものがあればそこから集中的に熱が出入りします。
せめて、サッシは樹脂とアルミの複合サッシを使った家を探すべきです。
他の方の回答にもありますが、2020年には断熱の基準も上がり、今後は断熱性の低い家はドンと資産価値も落ちてしまいます。
できれば、2020年の基準はクリアできる家を建てておきたいところです。
断熱が高ければ、月々の光熱費も下がります。当家では冷暖房も含めて、以前の家より、高断熱の住宅にして月に二万円くらいの光熱費削減になってます。
光熱費が下がれば、毎月の住宅ローンが減ったと同じことになります。
手に入れる住宅次第で生活が変わります。
一番気になるのは、サッシですね。
アルミのサッシは熱が抜けやすく、入りやすいです。どんなにペアガラスや壁の断熱材を良質なものにしても、断熱的に弱いものがあればそこから集中的に熱が出入りします。
せめて、サッシは樹脂とアルミの複合サッシを使った家を探すべきです。
他の方の回答にもありますが、2020年には断熱の基準も上がり、今後は断熱性の低い家はドンと資産価値も落ちてしまいます。
できれば、2020年の基準はクリアできる家を建てておきたいところです。
断熱が高ければ、月々の光熱費も下がります。当家では冷暖房も含めて、以前の家より、高断熱の住宅にして月に二万円くらいの光熱費削減になってます。
光熱費が下がれば、毎月の住宅ローンが減ったと同じことになります。
手に入れる住宅次第で生活が変わります。
A
回答日時:
2017/1/2 23:42:58
フラット35がありますよね。たぶんそのフラット35が使える最低基準で作られていると思います。でも神奈川ならこの仕様で十分と考えます。冬床が冷たいなら絨毯で対応してください。
ただ外で車のクラクションや走行音ならしてそうとう五月蝿いなら壁と窓の構造考えないと夜寝ていてストレスになるかもしれません。
ただ外で車のクラクションや走行音ならしてそうとう五月蝿いなら壁と窓の構造考えないと夜寝ていてストレスになるかもしれません。
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