教えて!住まいの先生
Q グラスウールについて質問です。
現在、新築工事を行っていて断熱材で迷っています。近畿地方です。冬場は1、2回積雪がある程度です。
工務店の標準の断熱材は
パラマウント硝子のハウスロンプレミア16K、厚さ100mmです。
床断熱はSKフォーム35mmです。
以前より断熱材のグレードアップを希望しているため、新たにオプションとして、
パラマウント硝子の内装パラダイス24K、厚さ100mm
SKフォーム90mm
を提案していただきました。
パラマウント硝子工業の製品情報をみましたが商品がたくさんあり、グレードが高いのかもよくわかりせん。
グラスウールに詳しい方、よろしくお願いします。
また、今回の仕様変更がどれぐらい意味があるのか教えてください。
ちなみに発泡ウレタンも提案されましたが高額なため選択肢にありません。
工務店の標準の断熱材は
パラマウント硝子のハウスロンプレミア16K、厚さ100mmです。
床断熱はSKフォーム35mmです。
以前より断熱材のグレードアップを希望しているため、新たにオプションとして、
パラマウント硝子の内装パラダイス24K、厚さ100mm
SKフォーム90mm
を提案していただきました。
パラマウント硝子工業の製品情報をみましたが商品がたくさんあり、グレードが高いのかもよくわかりせん。
グラスウールに詳しい方、よろしくお願いします。
また、今回の仕様変更がどれぐらい意味があるのか教えてください。
ちなみに発泡ウレタンも提案されましたが高額なため選択肢にありません。
ベストアンサーに選ばれた回答
A
回答日時:
2017/3/17 22:22:55
プレミアム16Kは高性能グラスウール(=繊維が短い)ですが、パラダイス24Kは普通のグラスウールですから、パラマウント社のカタログにもある様に両者共に熱伝導率は同じ0.38W/mkです。厚さも同じなら、熱貫流率(=俗に言う断熱性能)も同じになります。
断熱材のグレードアップを要求して、この提案ではちょっと相手の真意を疑いたくなりますね。コストの方はどういう追加要求だったのでしょう?
断熱材のグレードアップを要求して、この提案ではちょっと相手の真意を疑いたくなりますね。コストの方はどういう追加要求だったのでしょう?
質問した人からのコメント
回答日時: 2017/3/17 22:22:55
知識を持った方々のご意見とても参考になりました。
的確なアドバイスをいただいたkitayajinさんをベストアンサーとさせていただきます!
回答
2 件中、1~2件を表示
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はじめまして、ホームインスペクション(住宅診断、住宅検査)を行っています、建築士の林と申します。どうぞ宜しくお願い致します。
●断熱材の性能での比較
グラスウールの種類や商品名以前に、性能を提示するよう求めて下さい。もともとの断熱材の性能が、提案されたもので何倍になったのか。それにともないコストが何倍になったのか。という比較を行なって下さい。
※前回答者の方がおっしゃっているように、グラスウールの性能は「高性能16K=普通GW24K」です。十分ご注意下さい。
●建物全体の断熱性能の目標値
断熱性能をアップされるのであれば、目標値があったほうがよいです。ぜひ「断熱等級4」を目指して下さい。建築士が作成した書面として、提案によってそれを満たすことを示したものを提出して頂くことをお勧めします。
※3年後の2020年には断熱性能の基準ができる予定で、ここで断熱等級4が採用される可能性もあります。
●その他
高性能グラスウール16Kはコストパフォマンスの高い材料です。外壁は変えずに、屋根(天井)を2重にするなどのほうが効果が高い可能性があります。また、サッシの性能を上げる余地があれば、検討したほうがよいかもしれません(断熱材と比べ発注が間に合う可能性は低くなります)。また、ユニットバスや階段の床下、2階の張り出し部分の床下、ルーフバルコニー(屋根)などの断熱が忘れられやすいので、全ての断熱材について抜けがないか一度見渡してみるとよいでしょう。
最後になりますが、適切な施工が行われることも重要です。必要に応じて第三者チェックもご検討下さい。
以上、参考となれば幸いです。
●断熱材の性能での比較
グラスウールの種類や商品名以前に、性能を提示するよう求めて下さい。もともとの断熱材の性能が、提案されたもので何倍になったのか。それにともないコストが何倍になったのか。という比較を行なって下さい。
※前回答者の方がおっしゃっているように、グラスウールの性能は「高性能16K=普通GW24K」です。十分ご注意下さい。
●建物全体の断熱性能の目標値
断熱性能をアップされるのであれば、目標値があったほうがよいです。ぜひ「断熱等級4」を目指して下さい。建築士が作成した書面として、提案によってそれを満たすことを示したものを提出して頂くことをお勧めします。
※3年後の2020年には断熱性能の基準ができる予定で、ここで断熱等級4が採用される可能性もあります。
●その他
高性能グラスウール16Kはコストパフォマンスの高い材料です。外壁は変えずに、屋根(天井)を2重にするなどのほうが効果が高い可能性があります。また、サッシの性能を上げる余地があれば、検討したほうがよいかもしれません(断熱材と比べ発注が間に合う可能性は低くなります)。また、ユニットバスや階段の床下、2階の張り出し部分の床下、ルーフバルコニー(屋根)などの断熱が忘れられやすいので、全ての断熱材について抜けがないか一度見渡してみるとよいでしょう。
最後になりますが、適切な施工が行われることも重要です。必要に応じて第三者チェックもご検討下さい。
以上、参考となれば幸いです。
A
回答日時:
2017/3/15 21:08:16
24kは最高の断熱性能です。グラスウールは天然素材でポリウレタンフォームは石油化学製品です。
天井裏はロックウールを使うのが一般的です。グラスウールは肌に触れるとチクチクするので職人にも優しいです。
安価なポリウレタンフォームは、加水分解を起こしますので、アクアなど水に強い物がオススメです。
断熱の選び方は換気方法も同時に考えます。第1種換気ではグラスウールが適していますが、加圧、負圧になる2種、3種換気では壁体内結露が起きにくい充填型アクアフォームが最適です。
但し吹き付けタイプはコストを押さえると、薄く施工する業者も有りますので気をつけましょう。
天井裏は、グラスウール、ロックウールの場合、二重にすれば性能も強化出来るので点検口が有ると自分でも追加出来ます。構造に寄りますが。
お楽しみいただけましたでしょうか。
天井裏はロックウールを使うのが一般的です。グラスウールは肌に触れるとチクチクするので職人にも優しいです。
安価なポリウレタンフォームは、加水分解を起こしますので、アクアなど水に強い物がオススメです。
断熱の選び方は換気方法も同時に考えます。第1種換気ではグラスウールが適していますが、加圧、負圧になる2種、3種換気では壁体内結露が起きにくい充填型アクアフォームが最適です。
但し吹き付けタイプはコストを押さえると、薄く施工する業者も有りますので気をつけましょう。
天井裏は、グラスウール、ロックウールの場合、二重にすれば性能も強化出来るので点検口が有ると自分でも追加出来ます。構造に寄りますが。
お楽しみいただけましたでしょうか。
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