教えて!住まいの先生

Q 地元の大工さんに新築を建ててもらいますが、不安な点がいくつかあります。 今は間取りを決めた段階でまだ契約はしていません。 35坪平屋を建築予定です。 不安な点というのは構造について

です。
間取りや仕様、材質などについては詳しく教えて頂けますし希望も叶えてくれるのですが、長期優良住宅や省令準耐火、耐震等級などを突っ込んで聞くと曖昧な回答しかしてくれません。

耐震等級については今の段階だと何級ぐらいなのですか?と聞くと、中ぐらいじゃないですかね…最高等級にするとしたら基礎を変えないといけません。

長期優良住宅、省令準耐火等についても上記と同様で基礎を変えないと…と言われます。

私は素人ですので、ハウスメーカーがよく提示しているような内容に影響を受けてしまっているのかもしれませんが…
耐震等級は3じゃないと不安を感じてしまうのですが、実際ところ耐震等級は関係ありますでしょうか?
耐震が強いと地震がきた時に家の中はもろに揺れの衝撃を受けるというのも聞いたことがありました…。
希望すれば制震のダンパーも入れてくれるそうなのですが…耐震はやはり重要ですか?

それと長期優良住宅は該当するようにしておいたほうが良いのでしょうか??

私自身もよくわかっていません…
ただ何にも該当しない家で大丈夫なのだろうかと心配になりました。
それに大工は家を建ててるのに、そこらへんの知識はあまりないのかな?と不安になってしまいました…
そこらへんは大工ではなく設計士の分野だとしたら納得できるのですが…。

ご回答よろしくお願いします。
質問日時: 2017/7/3 00:12:14 解決済み 解決日時: 2017/7/6 12:15:03
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ベストアンサーに選ばれた回答

A 回答日時: 2017/7/6 12:15:03
①「耐震等級」については、住宅性能表示制度を利用して「証明書」を手にしない限り、どの「優遇策」も使えませんので必ず入手しておいてくださいね。
https://www.hyoukakyoukai.or.jp/seido/shintiku/index.html

②「長期優良住宅」には、もはや「補助金の制度」はほとんどありませんが、「住宅履歴」だけは義務化されていますので、この点をどう考えるのか? と言う点ですね。 30年間は欠かさず付けてください。

③「制震ダンパー」に関しては、その実際の効果がハッキリしないので、気休め程度のものだと考えてください。

④「免震構造」には、装置からの脱落と言う問題点が、未だに解決する事が出来てはいませんし、「軟弱地盤」でも使えないので、今のままでは「軽い木造の建物」には不向きな方法ですね。

⑤「省令準耐火(住宅金融支援機構が作った民間の規定です)」はほとんど追加費用を掛けなくても、達成する事が出来ますので、「いい加減な回答」は無視した方が良いですよ。

⑥「耐震等級」に関しては「耐力壁の配置のバランス」と、「水平構面の確保」が重要なので、デコボコした外観は不利となります。

⑦もしかして設計の段階で「予算の総額」を伝えてはいませんか? そうだとすれば「予算の枠」に余裕が無い場合、金額が増えそうな内容についての「説明」に、時間が掛かる上に、納得してもらうのが「手間」なので、嫌がっている可能性はありますから、もう一度「建築士」も交えて話し合った方が良いですね。

⑧間違えた回答が多いので、その部分を訂正させて頂きます。

1.「1級大工」と言う資格はありません。「1級技能士(大工職)」と覚えておいてください。

2.「大工」に構造計算が出来る人はいません! 残念ながら少数ながらいるんですね。 それよりもほとんどの「意匠系の建築士」の中に、構造計算が出来る人間がいない事の方が問題なのですけどね。

3.「1級建築士」の大工などこの世に存在しない! 「大工をやっていて悪かったな!」 僕を含めて周りには、同じ様な立場の建築士が多くいますので、いかに世の中に両方を行っている人達がいるのか? 知られていない事実の方が驚愕です。

4.大手HMの現場をやっていれば「高断熱の家」が作れるのか? 結論から言えば「作れる訳などないですね!」 十分な知識が無い限り、単なる「見様見真似」で完成しないのが「高断熱の家」なので、基本的な「原理原則」を理解しない限り、作ることなど「不可能なのです!」

「補足」があれば「追記」が可能です。
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質問した人からのコメント

回答日時: 2017/7/6 12:15:03

ご丁寧にありがとうございます!
とても参考になりました!

回答

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A 回答日時: 2017/7/4 09:07:41
①、地元の工務店へ依頼するのも良いが、設計事務所登録資格なくては
建築士法違反であり、また、資格者は契約以前に重要事項説明書を渡し
説明の義務を法律では求めています。無資格者に説明は出来ません。

②、住宅の展示場は、現在の建物の傾向と価格をを知るのには良いです。
但し、何れの営業者も当然だが営業成績か問われので、自社製品だけ耐
震性が良く、高気密で高断熱性と他社差別化でお客様を惑わし契約する。
何度もない、大買い物を何を正しく何が誤りか解らないから迷うのです。

③、不安ならば、○○市内設計事務所と検索し規模と予算で快く受ける
方を探す。同じ設計図と仕様書で貴方様主導の設計者に完成迄の助言で
3工務店以上で、建設業登録者、最近の施工を診る、価格と条件の相見積
もり書を依頼し、下請けや経営者の対応も良い中から選択することです。
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A 回答日時: 2017/7/4 06:51:40
あぁそれは、明らかに勉強不足で申請能力がないか、メンドくさいのです(^^)
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A 回答日時: 2017/7/3 22:56:02
そもそも、普通の大工は「建築大工」という職人です。

回答者の中には、「一級建築士」を持っていれば最高だと

言っている人がいるみたいですが、

そんな人は大工をしていません。

また、工務店や建設会社を名乗っていなければ、

一連の事務処理などできるわけがないと、考えて当たり前です。

あなたの認識違いはやはりド素人ではないでしょうか。

この大工さんが確認申請までするのでしょうか。

この話の中で、一番肝心なところが抜けているように

思えます。
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A 回答した人: 林 清隆 さん 回答日時: 2017/7/3 22:23:18
専門家
はじめまして、ホームインスペクション(住宅診断、住宅検査)を行っています、建築士の林と申します。どうぞ宜しくお願い致します。

私は、長期優良住宅(その中で耐震等級は3、断熱性能はギリギリでなくできるだけ高く)、そして省令準耐火構造、をお勧めします。周りにいる方が「そんなことまでする必要ないですよ」「そんなことしてる人いませんよ」といった対応だと、質問者さんも徐々に「そんなもんかな・・・」と考えてしまうかもしれませんが、建物の基本性能にしっかりと目を向けられていて、素晴らしいと思います。自信を持って下さい。そういうご判断が、ご家族の健康や、安全を守ると思っています。応援しております。

そして、この大きな目的がブレなくなったら、それを手にするための適切な手段を選ぶしか無いですね。具体的な方法はここでは省きます。

納得出来る住宅購入ができると良いですね。
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A 回答日時: 2017/7/3 13:33:01
同じく30坪の平屋で、耐震等級3で建てた者です。

>耐震等級は3じゃないと不安を感じてしまうのですが、実際ところ耐震等級は関係ありますでしょうか?

地震にどれだけのウエイトを置いていますか?
熊本地震では建築基準法(2000年基準)を満たしていれば(耐震等級1)、倒壊していない事が明らかになっています。
あくまで倒壊しないのであって、今後も住み続けるには不安はあります。

耐震等級3だと半壊にもなっていない事が明らかになっています。
それぐらいなら、まだ住んでいけますよね。

「耐震等級を上げると言うことの殆どは接合部を補強することにあります」との回答がついておりますが、回答がおかしいです。
質問者さんの大工さんも同じぐらいか、それ以下という事ですね。

まず地震に対する強さですが、家の重さに対して、どのぐらい壁量があるか決まります。
平屋だと家が軽いので、2階建てと同じ壁量だと、平屋の方が地震に強くなるわけです。

さらに、耐震等級2や3にするという事は、「水平構面の検討」も「接合部の強度の検討」も必要になってきます。
基礎も同じです。基礎の配筋が変わります。

>最高等級にするとしたら基礎を変えないといけません。

つまり、この大工さんは知っているという事です。

ちなみに水平構面の検討というのは、壁だけ強くしても横からの力に耐えられないので、水平方向にも耐えられるよう「屋根面」や「天井面」に合板を貼って、地震に強くしましょうという事です。

接合部の強度の検討と言うのは、壁など地震に強くなるほど接合部に力が加わりますので、強さに応じた接合部にしましょうという事です。

madoromi_bedさんが仰るほど単純なものでは無いですので、耐震等級2以上とし、水平構面も接合部も検討することは大事です。

>希望すれば制震のダンパーも入れてくれるそうなのですが…

制振は2階建てでも意味がありません。
3階建てとかにするなら揺れは軽減されるでしょうね。
あとは、倒壊した時に崩れるまでの時間を稼ぐ感じでしょうか。
そんなものよりも、耐震を重視した方が有益です。

>それと長期優良住宅は該当するようにしておいたほうが良いのでしょうか??

予算があるのなら望ましいですが、そこまで予算があるのですか?
あと長期優良住宅だと、第三者機関が現場に入って検査してくれるので、そういう意味での安心さはありますね。

>そこらへんは大工ではなく設計士の分野だとしたら納得できるのですが…。

設計の分野です。
だから皆さん、ハウスメーカーとか工務店で家を建てます。
設計担当が設計し、大工さんに大工工事をお願いし、左官さんに左官工事をお願いします。


ちなみに私は「耐震重視」「メンテフリー」「防蟻対策」を重視して家を建てています。
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A 回答日時: 2017/7/3 09:12:45
大工は構造計算は出来ませんので図面は設計屋にお任せした方が安心すると思います
建築士資格を持つ大工の立場から言わせていただきます
平屋に耐震等級3は不要です
理由としては耐震等級を上げると言うことの殆どは接合部を補強することにあります
昨今の耐震等級2程度の平屋ならば震度7くらいで倒壊することはありません
制振や免震、高気密、高断熱などを所望ならば大工さんに相談してください
HMをやっている方ならば、言葉は悪いですがパクって同じ事を比較的安く出来るはずです
ともあれ安心感が欲しいならハウスメーカーにたのみましょう
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A 回答日時: 2017/7/3 08:55:12
新しい法的な基準に追いつけない大工さんはいると思います。
本来は家を造り上げる技を磨く事が本分なので。

等級だとかこだわるのっでしたら、建築士を間に入れるか、HMに依頼した方がいいでしょう。
そういう素人さんのためにHMはあるようなものなので。
耐震等級だとか取り揃えているでしょうし、長期優良住宅もお手の物でしょう。
見積もりアップになって嬉しいカモ、いやお客様だと喜ばれるでしょう。

長期優良住宅は、そりゃ性能アップになるわけですから、、、その分コストはかかりますよ。

耐震の他、免震、制震の方法がありますので、どれにするのか、何処までの性能にするのか決める必要があるでしょう。
そういう勉強をご自身がなさり知識を得ることで、依頼先選びへの目も養われると思います。

新築は、客観的なべストは存在しないので、ご本人の要望を明確にしないと他人の価値観での答えしか得られないでしょう。

ちなみに実家は地元の工務店で建てた安普請の古い家ですが大地震にも耐え、大した被害もないまま今もすみ続けています。
天災は何があるか分かりません。
個人的には、資金をすべて耐震性につぎ込むのではなく、万が一の補修費にとっておく事をお薦めします。
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A 回答日時: 2017/7/3 00:42:46
大工は何級ですか?1級大工でないと意味が無いです。1級建築士でも合わせ待つなら最高です。その他に外壁・内壁・フローリングなどの1級持っていれば一安心。大工の家に行って玄関にたいてい1級なら看板があるはずです。

耐震等級は3で地域地震係数が1以上でないと意味が無いですしこれから日本全国もその様になります。私は地震等級3の係数1.3で建ってて貰いました。計算はほとんどプレカット業者の設計士がパソコンで計算してあります。それでも大工は心配なのか木材の接続は通常より太いボルトで固定してあります。
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A 回答日時: 2017/7/3 00:21:42
大工は書類を書けない人が多いいです。
通常は長期も耐震も設計性能評価を取らなくては成らないので、申請をあげません。
友人の大工には、契約書すら作らない、作れない大工も居ます。
人を信用出来ないから、契約書を作ると言って作りません。
建築確認申請も代願屋と言う建築士に頼んでいる大工も多いいです。

省令準耐火は大工が作ると大手住宅メーカー以上の金額になります。
クローズド工法でないと、性能を出す事が難しいのです。

また、省令準耐火は軒裏を45分耐火にしたり外壁材の耐火性能を上げたり、一階から二階への火災の類焼を防ぐ構造にしたりとお金もかかります。
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