教えて!住まいの先生

Q 毎月、マンションを賃貸するのと同じくらいの金を払うなら、住宅ローンを組んで家を買う方がよくないですか? 家を買った後にかかる固定資産税は、賃貸で考えれば更新料と同じくらいですし。

質問日時: 2018/1/31 14:41:23 解決済み 解決日時: 2018/2/4 21:14:10
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ベストアンサーに選ばれた回答

A 回答した人: 田中 歩 さん 回答日時: 2018/2/4 21:14:10
専門家
はじめまして。不動産コンサルタントの田中と申します。

仰る通り、賃料、更新料、公租公課は外部流失するお金です。その金額と同額で元利返済ができるのであれば、そして、大幅に不動産価格が値下がりしないのであれば、借金して買ったほうがよいという考え方になります。

問題なのは、買ったマンションが、将来、住めないくらいに劣化が進み、スラム化してしまう可能性です。

そうなると、売りたくても売れない(マイナス価格でないと売れない。∵住めないのに公租公課や管理費・修繕積立金を支払わなければならない。または、修繕積立金が実質マイナスになっている(滞納者が多いなど))状態になっていると、結果的に賃貸のほうが合理的というケースもあるということです。


つまり、全てのマンションについて、借金して買ったほうがよいということにはならない可能性あるということです。

これからの人口減少、立地適正化計画(居住を誘導するエリアとそうでないエリアの峻別計画)などにより、マンション価格における優勝劣敗に大きな格差が出てくる可能性があります。

ですから、よい立地、メンテナンスをきちんとやっていこうとする管理体制(管理組合のリテラシーと財力)なども、マンション選びのポイントになっていくのではないでしょうか。

ご参考まで。
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質問した人からのコメント

回答日時: 2018/2/4 21:14:10

ご丁寧な回答をありがとうございます。
他のお二人にも、ありがとうございます。
また回答をお願い致します。

回答

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A 回答日時: 2018/1/31 20:17:06
あなたが下のやり取りの中で書いているように
いろいろな状況で分けて考えればよいのでは。

一緒くたにして結論を断じる意味もないでしょう。
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A 回答日時: 2018/1/31 18:28:51
付け加えるなら、修繕費や利息を加味しても、生涯賃貸と大差ありません。

出費が同程度ですから、資産価値の低下は不利にもならず。賃貸は元々ゼロですしね。
そもそも売らなければ資産価値は関係ありませんし、固定資産税の観点では下がった方が得なぐらい

いまだに「固定資産税が~」「資産価値が~」と主張する方がいるのが不思議です

持ち家の方がリスクにも強いので、個々の特殊な事情を除けば、賃貸で居続ける理由はないでしょう

なお、中古との比較でいえば、低金利と修繕費や光熱費が関わっています。

中古だと、最近の仕様と比べてランニングコストがかかります。異常な低金利なので初期投資をあげてランニングコストを下げる方が理にかなっており、全体でみれば新築と中古の総額に大きな差がありません。
立地狙いとか、築2年の物件等ならともかく、あえて中古を買ってもたいしたメリットがないんです
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