教えて!住まいの先生
Q 家のガレージに関する質問です。
容積率の1/5は緩和されると見かけました。
例えば、100坪の土地があり建ぺい率が50%、容積率が100パーセントの場合、20坪のガレージを作るとそれは容積率にカウントされないという認識で合っていますか?
またガレージを1/5を超える30坪にした場合20坪分は容積率にカウントされず差の10坪は容積率にカウントされるということですか?
それとも1/5を超えた場合、緩和は無くなるということですか?
私は建築に興味がある高校生です。
下手くそな文章ですが、教えて頂ければ幸いです。
例えば、100坪の土地があり建ぺい率が50%、容積率が100パーセントの場合、20坪のガレージを作るとそれは容積率にカウントされないという認識で合っていますか?
またガレージを1/5を超える30坪にした場合20坪分は容積率にカウントされず差の10坪は容積率にカウントされるということですか?
それとも1/5を超えた場合、緩和は無くなるということですか?
私は建築に興味がある高校生です。
下手くそな文章ですが、教えて頂ければ幸いです。
ベストアンサーに選ばれた回答
建築設計・ホームインスペクション(住宅診断・住宅検査)を行っている建築士の鈴木です。
駐車場の場合は「床面積の合計」の1/5を限度として算入されないので
20坪の駐車場の場合
床面積の合計:100+20=120坪
120÷5=24坪より20坪の駐車場は容積対象床面積に含まれません。
30坪の駐車場の場合
床面積の合計:100+30=130坪
130÷5=26坪より30坪の駐車場のうち26坪は容積対象床面積に含まれません。
30-26=4坪は容積対象となるので100+4=104坪となって容積オーバーとなります。
ご質問の土地の場合
床面積の合計:100+25=125坪
125÷5=25坪より25坪の駐車場は容積対象床面積に含まれません。
したがって駐車場の最大面積は25坪になります。
参考になりましたら幸いです。
駐車場の場合は「床面積の合計」の1/5を限度として算入されないので
20坪の駐車場の場合
床面積の合計:100+20=120坪
120÷5=24坪より20坪の駐車場は容積対象床面積に含まれません。
30坪の駐車場の場合
床面積の合計:100+30=130坪
130÷5=26坪より30坪の駐車場のうち26坪は容積対象床面積に含まれません。
30-26=4坪は容積対象となるので100+4=104坪となって容積オーバーとなります。
ご質問の土地の場合
床面積の合計:100+25=125坪
125÷5=25坪より25坪の駐車場は容積対象床面積に含まれません。
したがって駐車場の最大面積は25坪になります。
参考になりましたら幸いです。
回答
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A
回答日時:
2018/11/4 07:52:12
>例えば、100坪の土地があり建ぺい率が50%、容積率が100パーセントの場合、20坪のガレージを作るとそれは容積率にカウントされないという認識で合っていますか?
建物の述べ床面積+ガレージの床面積の合計の1/5のガレージ等の面積までは緩和されます。(オーバー部分はカウントされます。)
つまり、
住居部分100坪+ガレージ25坪=125坪
125坪÷5=25坪
なので、25坪以内のガレージならすべて容積率計算から除外されます。
さて実際の設計で注意すべきは、屋根のあるガレージはけんぺい率に該当すると言う事。
想定建物が総二階の100坪の住宅部分(1・2階50坪づつ)とは別にガレージが25坪という条件だと、容積率はクリアですが、けんぺい率オーバーとなります。(面積は屋根の構造次第)
もちろん、ガレージ部分を除いてけんぺい率以内にした住宅を建てればOKなのですが、法規の許容いっぱいまで利用することはできないと言うこと。
ビルトインガレージがある総二階建で、法規許容いっぱいの建て物を建てるとすると。けんぺい率以内にするには1階住居部分25坪・ガレージ25坪になり、住居部分の延べ床面積が75坪しか取れません。
なのでビルトインでこの法規を有効利用するためには、3階部分に25坪足す必要があります。(別の高さにかかわる法規項目をチェックする必要があります)
応用編 (参考図)
3階までは上下の差があり過ぎてちょっと、、、という場合、インナーガレージの上をスキップフロアにするという方法も。
1階床の高さとガレージの床とは約50㎝ほど差があります。
さらにガレージの天井を必要な車種の車が入るぎりぎりの高さにすれば、1階の天井高とも差が出来ます。
つまり、ガレージの上の居室の床は2階の床よりも低いと言う事。
その上の居室も3階よりも低くなります。
また、階差がずれた立体構成だと上下の負担が少なく感じるものです。
その辺を上手く取り入れたゾーニング計画をするといいでしょう。
以上、意味分かりますか?
ようするに容積率緩和は立体的な工夫でクリア可能なのですが、けんぺい率の緩和がないため、一律に上からの投影面積がけんぺい率の対象となりますよ。
この条件内で許容限度いっぱいの空間構成を設計しましょうと言う事です。
建物の述べ床面積+ガレージの床面積の合計の1/5のガレージ等の面積までは緩和されます。(オーバー部分はカウントされます。)
つまり、
住居部分100坪+ガレージ25坪=125坪
125坪÷5=25坪
なので、25坪以内のガレージならすべて容積率計算から除外されます。
さて実際の設計で注意すべきは、屋根のあるガレージはけんぺい率に該当すると言う事。
想定建物が総二階の100坪の住宅部分(1・2階50坪づつ)とは別にガレージが25坪という条件だと、容積率はクリアですが、けんぺい率オーバーとなります。(面積は屋根の構造次第)
もちろん、ガレージ部分を除いてけんぺい率以内にした住宅を建てればOKなのですが、法規の許容いっぱいまで利用することはできないと言うこと。
ビルトインガレージがある総二階建で、法規許容いっぱいの建て物を建てるとすると。けんぺい率以内にするには1階住居部分25坪・ガレージ25坪になり、住居部分の延べ床面積が75坪しか取れません。
なのでビルトインでこの法規を有効利用するためには、3階部分に25坪足す必要があります。(別の高さにかかわる法規項目をチェックする必要があります)
応用編 (参考図)
3階までは上下の差があり過ぎてちょっと、、、という場合、インナーガレージの上をスキップフロアにするという方法も。
1階床の高さとガレージの床とは約50㎝ほど差があります。
さらにガレージの天井を必要な車種の車が入るぎりぎりの高さにすれば、1階の天井高とも差が出来ます。
つまり、ガレージの上の居室の床は2階の床よりも低いと言う事。
その上の居室も3階よりも低くなります。
また、階差がずれた立体構成だと上下の負担が少なく感じるものです。
その辺を上手く取り入れたゾーニング計画をするといいでしょう。
以上、意味分かりますか?
ようするに容積率緩和は立体的な工夫でクリア可能なのですが、けんぺい率の緩和がないため、一律に上からの投影面積がけんぺい率の対象となりますよ。
この条件内で許容限度いっぱいの空間構成を設計しましょうと言う事です。
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