教えて!住まいの先生
Q 住宅売買時の付帯物の所有権及び、所有権が売り主側にあった場合のその後の契約等について質問させていただきます。
当質問は友人(以降A)の問題なのですが、先日亡くなってしまい代理で私が質問させていただきます。私はと言いますと、Aとは友人として40年以上の付き合いがあり、仕事は地場ゼネコンで土木の技術者をしております。
3年程前にAが事業経営に失敗し、自宅を担保に公庫から借りれしていた借入金を払えなくなり自宅は競売にかけられたそうです。山間部なのでなかなか買手も付かずそのまま住み続けていたのですが、今年3月に落札されてしまいました。落札者は個人(以降B)で、話し合いで8月末までに引き渡しとなり、現在はBが移り住むために住宅を改装している様です。
その集落は山間部の為、地デジの電波状態が悪く、Aは5年程前に自己所有の山の頂上にアンテナ線を引く工事を行いました。工事費は41万円掛かり、内一部は補助金が出たそうです。
住宅引き渡しにあたり行った片付けでは、Aが要らないものでBが欲しいものがあれば片付けなくても良いとお互い取り決めをしたそうで、家具や給湯器具、エアコン、井戸用のポンプほかいろいろ引き取ってもらったのですが、アンテナまでは頭が回らずそのままになってしまった様です。
そして引越しも終わり落ち着き始めた10月にAが循環器疾患で亡くなってしまいました。その後Aの奥さんから遺産相続についての相談を受け司法書士を紹介したのですが、遺産は土地のみしかなく全部で40筆約6町歩程でした。近所の方のご厚意で水田を買ってもとのお話があったそうなのですが、いくら二束三文の土地でもこれだけあると司法書士への報酬など相続に掛かる費用が払えないということで、質問者である私が、農業委員会やら登記やらの書類を作成して手続きは奥さんにといった形で無事、遺産相続は終了しました。その際に相続財産の確認をしていて当質問内容のアンテナがあることが発覚した次第です。
まずアンテナのある奥さん所有の山の山頂からB所有の住宅引込みまでの詳細をお話しします。アンテナは山の頂上に設置されており、目測で地盤から4m程度のコンクリート柱の上に立ててあります。アンテナからは同軸ケーブルが出ていて、コンクリート柱の上の方にBOXが設置されており、そこから電線などを埋設する際等に使用するじゃばら管が出ております。下に降りてからは同軸ケーブルは鉄筋を地面に打ち込みそこに樹脂の部品使用して地面から1m程度浮いた状態で敷設してあります。じゃばら管の方は同軸ケーブルの下を地面に這わせてあります。その状態で約150m程行くと落差20m程の崖があり崖の上には50㎜の鉄パイプが打ち込まれており、そのパイプに同軸とじゃばら管から出た電線が固定されてます。崖の下にはAの奥さん所有の休耕中の田んぼがあり、崖の下の田んぼのあぜ道にコンクリート柱があり2本のケーブルを中継しています。そのあぜ道上を30m程行くと幅員4mの市道があり市道を渡ったB所有の土地内にあるコンクリート柱を中継して住宅に引き込まれております。山頂から崖までの区間はひのきが植えられているのですが、何度も間伐されたと思われまばらにしかない状態です。奥さんに確認すると木を切るつもりはないそうです。崖下の田んぼは20年ほど前から休耕していて、最近は草刈りをするだけで今後も耕作はしないそうです。
Bが希望する契約条件がないかと聞いてもらったのですが、ケーブルが敷設してある箇所を幅1m程度土地を購入してもいいと言われたそうなのですが、これには分筆登記が必要ですし、奥さん所有の土地が山頂から崖まで分断される事になるからやめた方がいいとアドバイスしました。相続はしたものの、現在は隣町に住んでいるため、買い手があれば土地は出来るだけ手放したいみたいなのですが、土地区分が無指定の田舎なので難しいと思います。私の考えでは、アンテナがある山林が約1町歩あるのですが、アンテナ工事代金程度の金額で山ごと売却などとも考えております。
この様な状況でお互いにどの様な契約を交わすべきなのが妥当なのでしょうか?安くても土地は土地で例えば20万、プラスアンテナ設備代といったような方法がよろしいのでしょうか?
Aが苦しい時に殆ど何もしてやれなかった事が今になって悔いております。奥さんは実家が宮城県ですが、高校生の子供もいて帰るつもりがないみたいです。せめて残った家族の力に少しでもなってあげれればと考えています。
長文になりましたが、アドバイス等いただければ幸いです。
よろしくお願いいたします。
3年程前にAが事業経営に失敗し、自宅を担保に公庫から借りれしていた借入金を払えなくなり自宅は競売にかけられたそうです。山間部なのでなかなか買手も付かずそのまま住み続けていたのですが、今年3月に落札されてしまいました。落札者は個人(以降B)で、話し合いで8月末までに引き渡しとなり、現在はBが移り住むために住宅を改装している様です。
その集落は山間部の為、地デジの電波状態が悪く、Aは5年程前に自己所有の山の頂上にアンテナ線を引く工事を行いました。工事費は41万円掛かり、内一部は補助金が出たそうです。
住宅引き渡しにあたり行った片付けでは、Aが要らないものでBが欲しいものがあれば片付けなくても良いとお互い取り決めをしたそうで、家具や給湯器具、エアコン、井戸用のポンプほかいろいろ引き取ってもらったのですが、アンテナまでは頭が回らずそのままになってしまった様です。
そして引越しも終わり落ち着き始めた10月にAが循環器疾患で亡くなってしまいました。その後Aの奥さんから遺産相続についての相談を受け司法書士を紹介したのですが、遺産は土地のみしかなく全部で40筆約6町歩程でした。近所の方のご厚意で水田を買ってもとのお話があったそうなのですが、いくら二束三文の土地でもこれだけあると司法書士への報酬など相続に掛かる費用が払えないということで、質問者である私が、農業委員会やら登記やらの書類を作成して手続きは奥さんにといった形で無事、遺産相続は終了しました。その際に相続財産の確認をしていて当質問内容のアンテナがあることが発覚した次第です。
まずアンテナのある奥さん所有の山の山頂からB所有の住宅引込みまでの詳細をお話しします。アンテナは山の頂上に設置されており、目測で地盤から4m程度のコンクリート柱の上に立ててあります。アンテナからは同軸ケーブルが出ていて、コンクリート柱の上の方にBOXが設置されており、そこから電線などを埋設する際等に使用するじゃばら管が出ております。下に降りてからは同軸ケーブルは鉄筋を地面に打ち込みそこに樹脂の部品使用して地面から1m程度浮いた状態で敷設してあります。じゃばら管の方は同軸ケーブルの下を地面に這わせてあります。その状態で約150m程行くと落差20m程の崖があり崖の上には50㎜の鉄パイプが打ち込まれており、そのパイプに同軸とじゃばら管から出た電線が固定されてます。崖の下にはAの奥さん所有の休耕中の田んぼがあり、崖の下の田んぼのあぜ道にコンクリート柱があり2本のケーブルを中継しています。そのあぜ道上を30m程行くと幅員4mの市道があり市道を渡ったB所有の土地内にあるコンクリート柱を中継して住宅に引き込まれております。山頂から崖までの区間はひのきが植えられているのですが、何度も間伐されたと思われまばらにしかない状態です。奥さんに確認すると木を切るつもりはないそうです。崖下の田んぼは20年ほど前から休耕していて、最近は草刈りをするだけで今後も耕作はしないそうです。
Bが希望する契約条件がないかと聞いてもらったのですが、ケーブルが敷設してある箇所を幅1m程度土地を購入してもいいと言われたそうなのですが、これには分筆登記が必要ですし、奥さん所有の土地が山頂から崖まで分断される事になるからやめた方がいいとアドバイスしました。相続はしたものの、現在は隣町に住んでいるため、買い手があれば土地は出来るだけ手放したいみたいなのですが、土地区分が無指定の田舎なので難しいと思います。私の考えでは、アンテナがある山林が約1町歩あるのですが、アンテナ工事代金程度の金額で山ごと売却などとも考えております。
この様な状況でお互いにどの様な契約を交わすべきなのが妥当なのでしょうか?安くても土地は土地で例えば20万、プラスアンテナ設備代といったような方法がよろしいのでしょうか?
Aが苦しい時に殆ど何もしてやれなかった事が今になって悔いております。奥さんは実家が宮城県ですが、高校生の子供もいて帰るつもりがないみたいです。せめて残った家族の力に少しでもなってあげれればと考えています。
長文になりましたが、アドバイス等いただければ幸いです。
よろしくお願いいたします。
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A
回答日時:
2020/12/25 16:09:21
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