教えて！住まいの先生

３０万でパワコンだけ交換した場合、４ｋｗのパネルの発電量は一日で12ｋｗほどです。これを全部自家で使えたとしたら、電気代が１ｋｗ２９円なら３５０円ほどと言う事になり、一ヶ月では１万円ほどです。

普通は全部使い切るのは難しいので、半分を売電、半分が自家使用と言う事になりますので、その場合（電気代２９円 売電７円）
（２９円×６ｋｗ）＋（７円×６ｋｗ）＝２１６円 となり一日に２００円ほど、月には６０００円ほど助かる事になります。

パワコンに３０万をだせば、月に６０００円ほど助かる事になり５０カ月、約４年ほどで元は取れる可能性がありますが、パネルの寿命との相談になります。

蓄電池とパワコンの場合、パワコンが３０万、蓄電池が７０万とすると、購入できる蓄電池は3KWほどの比較的小型の物です。

その蓄電池を非常用として３割設置で使用した場合、満タンで3ｋｗ、夜間の非常時ではその３割ほどの１ｋｗほどです。つまり１～３ｋｗの容量で非常用として使用する事になります。

１～３ｋｗ電池の蓄電量は電気代に換算すると、たった29～87円ほどの蓄電量ですから、あっという間に使い切ってしまいます。たとえばエアコンなら3～4時間稼働でおしまいです。たったの3～4時間稼働のための70万が高いか安いか、私は高い様に感じます。

ちなみに蓄電池の経済効果は、売電との差額の１ｋｗ２2円ですから使用可能蓄電量２ｋｗだと一日に40円ほどです。月なら１2０００円、年では１４万ほどですから、７０万は５年で元を取る事になりますが、蓄電池は１０年で性能が半分に落ちますので、実際は７～１０年かかると思いますし、元を取った頃には性能が落ちてしまいますので、利益は望めないかもです。

わたしなら蓄電池は止めます。うまくてトントンだからです。

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