教えて！住まいの先生

それは悲惨な状況だと思います。

それと、
「マンションは管理を買え」と言われるように、
例えば、
マンションの外壁や屋上は定期的に防水工事等を行う必要があります。
これをきちんと行わないと、
外壁から水が浸入して、内部の腐りや劣化の原因となりかねません。
後に大規模な修繕が必要となりますし、
もちろん、この費用を負担するのは住人です。


そのため、
購入するマンションの修繕積立金の額の把握や
管理体制が整っているのか、
とても重要になるのです。


おそらく、
ソチラのマンションは
＞４階建ての中古マンション
の２階を５年前に購入したところ、

今年になり、
出窓の木枠が腐っていたようですが、

＞前回の大規模修繕はおよそ１４年前。
とのことであれば、
通常、
外壁塗装工事は10年周期に実施する事が多く、

すでに
外壁塗装工事の時期が過ぎているため、
そのような不具合が発生し始めたのかもしれません。

しかし、
ソチラのマンションは
＞修繕積立金は世帯数が少ないのと、
＞金額が安いので前回の大規模修繕工事の時のお金はありません。
であれば、
この先、
他のお宅でも同じように不具合箇所が発生しても
各自で負担するか、
そこに住む住民で話し合い、お金を出し合い、
修理していくしか無いと思いますが、


まずは、
現在の修繕費がいくら残っているのか、
今後のマンション修繕計画の見直しを含め、
現在の修繕積立金不足問題があるならば、
修繕積立金額を値上げするなど、必要と思いますが、


＞絶対支払ってもらう方法はありますでしょうか？
現在の修繕積立金が、いくら残っているのか？
また、
今回のお宅の件に関して、
修繕費から捻出してもらえる箇所にあたるのか、
そうであっても
修繕費が不足しているならば、
皆でお金を負担するのか、
1度、そこに住む住民が集まり、
話し合いの場を設けるなど必要かもしれません。


そして
＞現在、我が家は売却中なので
＞今後の人間関係がどうなろうと気にしておりません。
とのようですが、正解だと思います。

修繕積立金の額も低く、
修繕費の残高も少ないマンションでは、
将来の見通しが立ちませんので、
住民が修繕積立金の額の値上げに賛成しない時は
即、売りに出して、手放す、それが大正解だと思います。


アドバイスするならば、
買主へ、
今の不具合箇所を必ず、伝えて、
買主も、それを承知で売買契約を交わす必要がありいます。
そのため、
不動産屋を間に入れての売却中であれば、
必ず、今の、その状況を不動産担当者に伝え、
不動産担当者からも買主へ、その状況を伝えてもらいましょう。
そして、
買主は現状を把握してもらい、
その上での
売買契約書を交わしたのであれば、
後々、トラブルは避けれるはずです。
（重要事項説明書の中に、
現在の状況を記載してもよろしいかもしれません）

しかし、もしも、
売主が把握している事を買主に隠して売却して、
後で、売主に不具合が発覚した場合、
損害賠償請求や契約解除等、
売主負担が増すだけなので、お気を付けください。


ともあれ、
現状を受け入れてくれる買主が見つかり、
早く、そちらのマンションから引っ越せると良いですね。

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