教えて!住まいの先生
Q 断熱材を現場発泡ウレタン断熱からグラスウールに変更しても大丈夫でしょうか?
現場発泡ウレタン断熱が標準の工務店で6月末着工予定で打ち合わせ中です。1週間ほど前に現場発泡ウレタンの危険性を知ってしまい、諸説あるのは存じておりますが、元々自然派思考なことや長男がアレルギー体質なこともあり、有害物質から作られた物に囲われた家は嫌だと思う様になってしまいました。工務店に相談したところ、グラスウール断熱ならできるとのことで進めようとなったのですが、結局、構造自体が発泡ウレタンのための仕様になっており、壁には100mm厚さしか入れれず、屋根断熱はグラスウールでやるには構造自体を変える必要が出てきて費用が増すため、発泡ウレタンで屋根断熱にするか、グラスウールの天井断熱にするかということになり、屋根だけならと妥協して屋根は吹付発泡ウレタンでということになっています。
元々UA値0.5C値0.5が標準の工務店で、その性能は担保すると言ってくれていますが、調べるとグラスウールは施工が難しそうで、施工は慣れているところにお願いすると話していましたが、設計管理が大丈夫なのかとても心配です。
そもそも発泡ウレタン断熱をするための構造になっているものにそのままグラスウールを施工することはできるのでしょうか?また、壁にグラスウール、屋根に発泡ウレタンということをやっても大丈夫なのでしょうか?
発泡ウレタンの場合は壁の断熱厚さは85mmになるとのことだったので、構造を変えずにグラスウール100mmまでなら入るとのことなのですが、それで通気層や防湿層が取れているのでしょうか?また。断熱はそれで充分なのでしょうか?壁で断熱が足りない分、屋根で厚みを取る必要があると言っていて、数値的にはそれでいいのかもしれませんが、実際住んで寒さ暑さは大丈夫なのでしょうか?
また、気密施工は普段と断熱材が変わっても、大丈夫なのでしょうか?
工務店では結露計算は普段からやっていないようで、壁内結露も心配です。
また、グラスウールの他におすすめの断熱材があれば教えてほしいです。
ちなみに、住んでる場所は石川県の断熱区分5の地域です。
よろしくお願いします。
元々UA値0.5C値0.5が標準の工務店で、その性能は担保すると言ってくれていますが、調べるとグラスウールは施工が難しそうで、施工は慣れているところにお願いすると話していましたが、設計管理が大丈夫なのかとても心配です。
そもそも発泡ウレタン断熱をするための構造になっているものにそのままグラスウールを施工することはできるのでしょうか?また、壁にグラスウール、屋根に発泡ウレタンということをやっても大丈夫なのでしょうか?
発泡ウレタンの場合は壁の断熱厚さは85mmになるとのことだったので、構造を変えずにグラスウール100mmまでなら入るとのことなのですが、それで通気層や防湿層が取れているのでしょうか?また。断熱はそれで充分なのでしょうか?壁で断熱が足りない分、屋根で厚みを取る必要があると言っていて、数値的にはそれでいいのかもしれませんが、実際住んで寒さ暑さは大丈夫なのでしょうか?
また、気密施工は普段と断熱材が変わっても、大丈夫なのでしょうか?
工務店では結露計算は普段からやっていないようで、壁内結露も心配です。
また、グラスウールの他におすすめの断熱材があれば教えてほしいです。
ちなみに、住んでる場所は石川県の断熱区分5の地域です。
よろしくお願いします。
質問日時:
2023/5/17 03:03:21
解決済み
解決日時:
2023/5/24 21:12:45
回答数: 5 | 閲覧数: 1179 | お礼: 500枚
共感した: 0 この質問が不快なら
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ベストアンサーに選ばれた回答
A
回答日時:
2023/5/24 21:12:45
①どうして「自然派志向」のあなたが、この様な建築会社を選んだのでしょうか? 親戚の様に切れない縁でもあるのでしょうか?
②「現場発泡ウレタン」には色々な注意点がありますので、以下の内容は守ってくださいね。
1.決してウレタンの表面を削らない事:
通常であれば85mmの厚みが限界なのですが、ウレタンの表面を削る事で柱の奥行一杯にまで施工する方法もあるのですが、この様な施工の場合、表面の硬質な部分を失う事で、せっかくの防火性能(表面にだけ形成されます)を失う事になりますから、ご注意ください。
2.電気の配線は「可とう管」に入れる事:
ウレタンに混合した成分が、電気配線を溶かす場合が過去にありましたので、必ず「可とう管」に入れてください。
https://www2.panasonic.biz/jp/densetsu/haikan/conduit/synthetic_resin_flexible_conduit/
3.ウレタンの室内側は必ず「石膏ボード」を施工する事:
ウレタンは燃えてしまうと「シアン化水素(青酸ガス)」が出ますので、ウレタンの室内側には、必ず「石膏ボード」を貼って延焼を防止してください。
4.ウレタンの室内側には「防湿シート」を貼る事:
「現場発泡ウレタン」は連続気泡なので、室内側には必ず「防湿シート」を貼って室内の水蒸気が、ウレタンの中に入らない様に注意してください。
https://www.youtube.com/watch?v=BNQ7Oq5TZyw
5.必ず「気流止め」を設置する事:
ウレタンの表面はデコボコしていて、空気が流れるだけの隙間がありますので、必ず「気流止め」を施工して、壁体内での空気に流れを止めてくださいね。
https://www.mokusei-kukan.com/message/column/03/01.html
③石川県で「⑤地域」であれば、「付加断熱工法」を採用した方が良いですよ。
https://nisi93.exblog.jp/23812269/
④「高性能グラスウール」の施工には、沢山の注意点がありますので、日頃から慣れていない建築会社に依頼するのは、止めた方が良いと思います。
②「現場発泡ウレタン」には色々な注意点がありますので、以下の内容は守ってくださいね。
1.決してウレタンの表面を削らない事:
通常であれば85mmの厚みが限界なのですが、ウレタンの表面を削る事で柱の奥行一杯にまで施工する方法もあるのですが、この様な施工の場合、表面の硬質な部分を失う事で、せっかくの防火性能(表面にだけ形成されます)を失う事になりますから、ご注意ください。
2.電気の配線は「可とう管」に入れる事:
ウレタンに混合した成分が、電気配線を溶かす場合が過去にありましたので、必ず「可とう管」に入れてください。
https://www2.panasonic.biz/jp/densetsu/haikan/conduit/synthetic_resin_flexible_conduit/
3.ウレタンの室内側は必ず「石膏ボード」を施工する事:
ウレタンは燃えてしまうと「シアン化水素(青酸ガス)」が出ますので、ウレタンの室内側には、必ず「石膏ボード」を貼って延焼を防止してください。
4.ウレタンの室内側には「防湿シート」を貼る事:
「現場発泡ウレタン」は連続気泡なので、室内側には必ず「防湿シート」を貼って室内の水蒸気が、ウレタンの中に入らない様に注意してください。
https://www.youtube.com/watch?v=BNQ7Oq5TZyw
5.必ず「気流止め」を設置する事:
ウレタンの表面はデコボコしていて、空気が流れるだけの隙間がありますので、必ず「気流止め」を施工して、壁体内での空気に流れを止めてくださいね。
https://www.mokusei-kukan.com/message/column/03/01.html
③石川県で「⑤地域」であれば、「付加断熱工法」を採用した方が良いですよ。
https://nisi93.exblog.jp/23812269/
④「高性能グラスウール」の施工には、沢山の注意点がありますので、日頃から慣れていない建築会社に依頼するのは、止めた方が良いと思います。
質問した人からのコメント
回答日時: 2023/5/24 21:12:45
大変丁寧に色々教えてくださったので、ベストアンサーにさせてもらいます!不安は消えませんが、なんとか安心できる家にできるよう努力してみます!
回答
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A
回答日時:
2023/5/18 13:21:30
だいたい他の方が回答している通りかと思います。
・グラスウールが自然派なんですか?吹付ウレタンとたいして変わらないですよ。
・グラスウール100mmと吹付85mmはたいして性能は変わりません。しいて言うならc値を取りやすい吹付の方が一般的には優秀です。(グラスウールの施工次第)
・素人目でグラスウールがきちんと施工されているかはかなり難しいです。
・気流止めなんて分からないでしょう?ちょっと工事が進んだら確認できないことがたくさんあるので、断熱工事中は毎日・1日中張り付いているくらいじゃないと。
・普段吹付でやっているところにグラスウールをお願いすればそれだけ施工不良の可能性は上がります。そしてそれは素人目にはわかりません。
・グラスウールが自然派なんですか?吹付ウレタンとたいして変わらないですよ。
・グラスウール100mmと吹付85mmはたいして性能は変わりません。しいて言うならc値を取りやすい吹付の方が一般的には優秀です。(グラスウールの施工次第)
・素人目でグラスウールがきちんと施工されているかはかなり難しいです。
・気流止めなんて分からないでしょう?ちょっと工事が進んだら確認できないことがたくさんあるので、断熱工事中は毎日・1日中張り付いているくらいじゃないと。
・普段吹付でやっているところにグラスウールをお願いすればそれだけ施工不良の可能性は上がります。そしてそれは素人目にはわかりません。
A
回答日時:
2023/5/17 16:40:20
壁内に関しては極端な話、変更前の発泡ウレタンよりも性能が上がるグラスウールに変更すれば良いだけです。
屋根に関しては個人的には小屋裏を作り、最低限高性能グラスウール16k、300mm相当にしておいた方が良いと思います。発泡ウレタンが同等ならそのままで良いです。
断熱材の完了検査に立ち会えば良いだけですね。
屋根に関しては個人的には小屋裏を作り、最低限高性能グラスウール16k、300mm相当にしておいた方が良いと思います。発泡ウレタンが同等ならそのままで良いです。
断熱材の完了検査に立ち会えば良いだけですね。
A
回答日時:
2023/5/17 16:19:30
そもそも発泡ウレタン断熱をするための構造になっているものにそのままグラスウールを施工することはできるのでしょうか?
→可能です。
また、壁にグラスウール、屋根に発泡ウレタンということをやっても大丈夫なのでしょうか?
→大丈夫です。
発泡ウレタンの場合は壁の断熱厚さは85mmになるとのことだったので、構造を変えずにグラスウール100mmまでなら入るとのことなのですが、それで通気層や防湿層が取れているのでしょうか?
→通気層、防湿層は元々その構造壁の外側にあるので、断熱材の素材に変更に左右されません。
また。断熱はそれで充分なのでしょうか?
→十分です。
壁で断熱が足りない分、屋根で厚みを取る必要があると言っていて、数値的にはそれでいいのかもしれませんが、実際住んで寒さ暑さは大丈夫なのでしょうか?
→大丈夫です。
また、気密施工は普段と断熱材が変わっても、大丈夫なのでしょうか?
→大丈夫です。
元々自然派志向であれば、高気密高断熱の考え方は不自然の極みなので、その志向とは相反すると思われます。
断熱材等の素材云々以前にその点から考え方を整理した方がいいかも知れません。
→可能です。
また、壁にグラスウール、屋根に発泡ウレタンということをやっても大丈夫なのでしょうか?
→大丈夫です。
発泡ウレタンの場合は壁の断熱厚さは85mmになるとのことだったので、構造を変えずにグラスウール100mmまでなら入るとのことなのですが、それで通気層や防湿層が取れているのでしょうか?
→通気層、防湿層は元々その構造壁の外側にあるので、断熱材の素材に変更に左右されません。
また。断熱はそれで充分なのでしょうか?
→十分です。
壁で断熱が足りない分、屋根で厚みを取る必要があると言っていて、数値的にはそれでいいのかもしれませんが、実際住んで寒さ暑さは大丈夫なのでしょうか?
→大丈夫です。
また、気密施工は普段と断熱材が変わっても、大丈夫なのでしょうか?
→大丈夫です。
元々自然派志向であれば、高気密高断熱の考え方は不自然の極みなので、その志向とは相反すると思われます。
断熱材等の素材云々以前にその点から考え方を整理した方がいいかも知れません。
A
回答日時:
2023/5/17 12:23:51
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