教えて!住まいの先生

Q 長崎市の人口減少と家賃の関係について調べていると、長崎は賃貸住宅の敷引特約が日本で一番多いことが分かりました。

関西や九州に多いらしいのですが、割合にして関西が2%に対し長崎は15%とダントツ多いみたいです。
なんでこうなってしまったのか詳しい方いれば教えて下さい。
質問日時: 2023/8/27 02:01:24 解決済み 解決日時: 2023/8/29 01:34:28
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ベストアンサーに選ばれた回答

A 回答日時: 2023/8/29 01:34:28
20年くらい前に、関西で「敷金敷引きの契約」の裁判が多く発生していました。(私の記憶では神戸・大阪で多かったと思います)

その前から関東地方では、「礼金・保証金」というので契約するように東京都のガイドラインに記載がありました。

当時は、不動産の賃貸物件を100件ほど会社が所有していましたので、新しい契約は、「礼金・保証金」に切り替えていきました。

実際の内容はあまり変わりません。
例えば、敷金50万円(預り金) 敷引き30万円(家主の収入) と、
保証金20万円(預り金)礼金30万円(家主の収入) とでは

支払う金額は同じですが、支払う意味が少し違ってきます。
敷引きは、貸している間に消耗する部分の補修費としての意味合いがありましたが、通常消耗については家賃に含まれるという解釈が明確に判決で出ましたので「敷引き」という言葉を使うことが難しくなりました。
「礼金」とは、名前の通り、家主の財産(賃貸物件)を借りることに対して
契約時にお礼のお金を支払うという意味のものです。法的にこのお金を問題視されることはありませんが、「高いからもう少しマケて下さい」と言われることはあります。また、入居率が悪いときには、礼金を下げる対策を行う家主も多いです。

敷金と敷引きとの差額の20万円と、保証金20万円とは同じ性質のもので、家賃の未払いや、通常消耗では無い破損部分が発生した場合等の保険として家主が預かっているお金です。

長崎に敷金敷引きの契約が残ったままなのは、古い契約が継続していることと、問題視している業者が少ないことが原因と思います。
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質問した人からのコメント

回答日時: 2023/8/29 01:34:28

ご丁寧にありがとうございます。地域によって礼金と敷金の慣習が違うことが良く分かりました。
問題視している業者が少ないのではとのご意見にも納得です。

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