教えて！住まいの先生

賃貸契約を結んだ人は、そこに住む権利があるんですよ。
そしてそれを保護するために、専用の法律として借地借家法というのがあり、多少の契約違反を理由にして、大家側から立ち退きを求めても、法律上認められないという状況になっています。

＞契約破った場合は退居との事でした
この契約よりも借地借家法により居住権の保護の方が強いので、管理会社や大家が立ち退きを求めても、借り手は拒否する権利があります。どうしても立ち退きをさせたい場合は、裁判所に契約解除を認めてもらうか、相手が納得する条件（主に立退料）を出して、自主的に引っ越してもらうしかありません。それ以外の方法は違法行為となります。
でも、裁判しても大家が負ける確率が非常に高いし、そこまでの費用を大家は出したがりません（賃貸契約は管理会社ではなく大家が結んでいるので費用を出すのは大家）。

もともと最低限生活に必要な住まいを確保させるために作られた法律ですので、隣人間のトラブルは全く考慮されていません。
その法律が住み続ける権利を強く保護していますので、このケースにおいては隣人の言う通り権利を主張できてしまうのです。残念ながら。

＞管理会社から訴訟起こせば
上記のような状況なので、管理会社や大家にできることは既に行った方法以外にとれるものはありません。後は隣人トラブルとして質問者が民事裁判をして損害賠償を求めることぐらいしか方法がないのです。だから管理会社もそういっているのです。それが一番勝つ可能性が高い方法です。

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