教えて！住まいの先生

「壁に穴を開けるような工事でなければ、個人で導入しても大丈夫です」という物件は避けるべきです。相手の認識と自分の認識にズレがある事がほとんどでトラブルの元です。要は集合住宅に一戸建てタイプを引き込むのは、回線工事時にトラブルがよくありますから避けるべきです。

工事可能かどうかの判断は無理です。例え管理会社が工事許可を出したとしても「物理的に工事が出来ない」と光回線事業者から言われる事もあります。光回線事業者が工事できるかどうかの判断は、申し込みして実際に工事見来た時にしか分からないものです。

そもそも集合住宅であっても一戸建てタイプしか導入していないって物件があれば問題無いです。他の入居さんもぞれぞれ個別に光ファイバーを引き込んでいる物件が見つかれば、工事は可能だろうからその物件は良いでしょうね。この場合は戸数が４～10戸数程度の小さなアパートが多いです。

物件探しはまずは安全な方法を取りましょう。物件に「光回線マンションタイプ」が導入されている物件にしましょう。更に言えば導入している物件は少ないかも知れないけど「光回線マンションタイプ・光配線方式」が導入されていいる物件が良いでしょうね。どうしても光配線方式が無い場合は「光回線マンションタイプ・VDSL方式」となります。LAN配線方式はダメです。

光配線方式やVDSL方式なら元々建物全体に配線工事されているので、部屋に機器を置くとか共有部の簡単な工事とか局内の工事とかがあるだけで確実に光回線が利用出来ます。ただし、マンションタイプが導入されている物件でも一部の部屋だけが利用出来ないって場合も稀にあります。その辺りも確認しておく必要があります。(大家のはしくれより)

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