教えて!住まいの先生
Q 耐震用の既製品の壁があるようですが、どのようなものでしょうか?URLなんかあります?
以前、クローズアップ現代でやっていたのですが、耐震補強工事となると大変なお金になります。それが、既に出来上がった既製品の耐震用の壁があるらしく、その中にはちゃんと筋交いも入っておりたいそうな強度を備えているそうです。それを家屋の壁に当てはめていき家屋の強度を増すというものでした。従来の工法ですと、既存の壁を壊して、筋交いなどを交えた強固な壁を最初から作っていくというもので、家屋全体の壁をそのように補強工事するとなると、数百万のお金がかかりました。しかし、既製品の耐震壁を使えば、既存の壁を壊すことなく、既存の壁にあたらしい壁を足すと言う工法なので、家屋全体の壁を補強しても、さらにその他の弱いところを耐震用に補強しても100万以内に済むというものでした。そのような壁があるそうなのですが、なかなか見当たりません。また、最新の耐震補強工事はそんなにお金がかからないそうなのですが、どうなのでしょうか?ある1級建築士に耐震補強工事の見積もりをしてもらったら、500万でした。壁を壊して筋交いを入れるという工事だけでと言われました。他にも工事するなら、1000万くらいといわれました。
回答
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A
回答日時:
2024/11/26 11:15:19
耐震改修とは、既存の耐震上弱い家を強くすることです。
各部位でいいますと、壁倍率と言いますが、横方向の力に対して変形しないように頑張る構造体を各所にバランスよく配置することです。
また、横方向の力に対して頑張れる壁がありますと、その隣では引き抜きや沈み込みが発生しますので、ホールダウン金物を付けたり鉄筋が入っていない基礎や弱い地盤を強化する必要もあるのです。
質問者さんの質問は、TVで見た既成の耐力壁を既存の壁に押し付けて固定することで、壁倍率が上がるというものでしょう。
しかし、新築の時に付ける45ミリの筋交いの壁倍率はW筋交いで4倍なのに対して、既成の壁を押し付けて固定する壁の壁倍率は2倍もいかない、全く強くはない壁なのです。
45ミリの筋交いを一か所付けて済む通りに、2か所も3か所も付けてやっと4倍になるというシロモノなのです。
さらに、これらの耐震認定品は、認定を取得するまでに各種の実証実験をし、申請をし、認定を受けて初めて世に出せるものですから、費用も実に高額なのです。
私は、耐震補強をたくさんしてきましたが、バランスよく耐力壁を強化するという観点から言いますと、既製品の耐力壁は使いにくい壁なのです。
天井クロスや壁クロスや床フローリングの改修など、内装の改修も計画にあるのなら、45ミリの筋交いの方が断然使いやすいのです。
また、費用的にも全然不合理ではないのです。
クロスの貼り替えやフローリングの重ね貼りをするなら、その部屋の耐震強化をという事で、一部屋づつ少しづつやり、10年くらいかかって家全体の耐震改修に近い事をやった事が数例あります。
TV放送など、建築についての素人が、一部の建築関係者の話を真に受けて放送するわけですが、全く現実に即していない事が多いのです。
水に浮く家や屋根から作る工法など、ナンダコリャアとの報道が時々ありますが、世の中には広がらないのです。
真面目にやっている建築関係者を侮ってはいけないのです。
参考にしてください。
各部位でいいますと、壁倍率と言いますが、横方向の力に対して変形しないように頑張る構造体を各所にバランスよく配置することです。
また、横方向の力に対して頑張れる壁がありますと、その隣では引き抜きや沈み込みが発生しますので、ホールダウン金物を付けたり鉄筋が入っていない基礎や弱い地盤を強化する必要もあるのです。
質問者さんの質問は、TVで見た既成の耐力壁を既存の壁に押し付けて固定することで、壁倍率が上がるというものでしょう。
しかし、新築の時に付ける45ミリの筋交いの壁倍率はW筋交いで4倍なのに対して、既成の壁を押し付けて固定する壁の壁倍率は2倍もいかない、全く強くはない壁なのです。
45ミリの筋交いを一か所付けて済む通りに、2か所も3か所も付けてやっと4倍になるというシロモノなのです。
さらに、これらの耐震認定品は、認定を取得するまでに各種の実証実験をし、申請をし、認定を受けて初めて世に出せるものですから、費用も実に高額なのです。
私は、耐震補強をたくさんしてきましたが、バランスよく耐力壁を強化するという観点から言いますと、既製品の耐力壁は使いにくい壁なのです。
天井クロスや壁クロスや床フローリングの改修など、内装の改修も計画にあるのなら、45ミリの筋交いの方が断然使いやすいのです。
また、費用的にも全然不合理ではないのです。
クロスの貼り替えやフローリングの重ね貼りをするなら、その部屋の耐震強化をという事で、一部屋づつ少しづつやり、10年くらいかかって家全体の耐震改修に近い事をやった事が数例あります。
TV放送など、建築についての素人が、一部の建築関係者の話を真に受けて放送するわけですが、全く現実に即していない事が多いのです。
水に浮く家や屋根から作る工法など、ナンダコリャアとの報道が時々ありますが、世の中には広がらないのです。
真面目にやっている建築関係者を侮ってはいけないのです。
参考にしてください。
A
回答日時:
2024/11/26 09:19:02
☆,質問の件で既存建物が2000年以降の大きな耐震基準改正後の適合
建物や2007年以降の住宅瑕疵担保の責任保障保険証の建物であるか
で其の建物の耐震性も異なります。また、制震金物でも建築基準法第
37条認定材でや既存構造一体での構造計算書に適正と一級建築士設計
事務所や構造設計一級建築士が適正と判断を下以外は、専門的に信頼
性では欠けます。概算だと耐震判断の設計者が解答もやや近いですよ。
建物や2007年以降の住宅瑕疵担保の責任保障保険証の建物であるか
で其の建物の耐震性も異なります。また、制震金物でも建築基準法第
37条認定材でや既存構造一体での構造計算書に適正と一級建築士設計
事務所や構造設計一級建築士が適正と判断を下以外は、専門的に信頼
性では欠けます。概算だと耐震判断の設計者が解答もやや近いですよ。
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