教えて!住まいの先生
Q SE構法とスーパーストロング構造体どちらが良いでしょうか。 またその理由も教えてください。 現在、工務店から話を色々聞いているのですが、
耐震性能に「SE構法」やリクシルさんの「スーパーストロング構造体(SSバリュー)」が出てきます。
SE構法は、ネットで調べると詳細な情報が出てくるのですが、スーパーストロング構造体は2018年より前の情報しか出てこず、
正直大丈夫?と思ってしまっています。
お願いしたいなと考えている工務店が標準仕様で
スーパーストロング構造体を採用しており、少し不安を感じてます。
有識者の方、詳細について教えていただけますと幸いです
SE構法は、ネットで調べると詳細な情報が出てくるのですが、スーパーストロング構造体は2018年より前の情報しか出てこず、
正直大丈夫?と思ってしまっています。
お願いしたいなと考えている工務店が標準仕様で
スーパーストロング構造体を採用しており、少し不安を感じてます。
有識者の方、詳細について教えていただけますと幸いです
回答
1件を表示しています。
- 前へ
- 1
- 次へ
A
回答日時:
2024/12/2 19:40:38
とりあえず両方の資料見てきました。
スーパーストロング構造体はSSバリューとなってる様ですね。
まずアレコレ工法は抜きにして耐震等級3を取るには
・構造計算(許容応力度計算など) か
・壁量計算
にて計算して認定を得る必要があります。
⚫︎許容応力度計算とは、各部材全てが応力(想定される地震,風力に対して)耐えきれるか範囲内に収まっているか?を計算するものです。足りなければ当然補強するように構造を変えたり追加しますし、逆に強すぎて他の部材に悪影響を与える時は柱や耐力壁を"抜く"(その近辺の強度を弱くする)場合もあり得ます。木造3階建てにはなんらかの構造計算が必須で2階建は任意です。
⚫︎壁量計算とは過去の実例より、この壁量と床倍率、壁バランスがあれば強度を超えるハズ、のチェックシートを用いての耐震計算となります。強ければ強いほど良い、な考え方です。2階建,平屋がこちらの計算でクリアできます。
強度的には構造計算したものより強い建物から耐震等級2以下でも耐えきれないケースまでバラ付きが発生します。
⚫︎ちなみに耐震等級1の場合は建築基準法を満たしていればOKでした。
実際にどちらが強いか、より安全か?と言いますと
圧倒的に構造計算に軍配はあがります。
そして『来年の4/1より』
「木造住宅は全ての2階建以上、200m2以上の平屋は"全て構造計算による強度証明が義務化"されます」
耐震等級1でも1倍を満たしているか、耐震等級3の場合は1.5倍を満たしているか?が始まります。
長々と前置きしてしまいましたが
SE構法は構造計算による軸組、
SSバリュー(SS構造体バリュー)は壁量計算による耐震等級かと思われます。4/1以降は構造計算に変更されるでしょうけれど、工法と言うよりも計算結果を保証した検査かつ地震保険、と言う側面の方が大かとは(※但しM6.6以上の巨大地震時は補償されない模様ですご注意を)
また、
SE構法は集成材のラーメン(額縁)構造による大スパンを構造計算で保証している感じかと。
通常の在来木造では2.5間以上のスパンを飛ばさない様にして構造計算を回避していましたゆえ。
今後は大スパンを取らないならSE構法自体にも拘らなくて宜しいのかとは(同じ計算しますんで)
と言う事で
4/1以前に"より安く"建築されたいならSSバリューで
4/1以降で通常の間取でしたら何でも良い
大スパンの空間を必要とされるならSE構法で
となるのではないかとは。
スーパーストロング構造体はSSバリューとなってる様ですね。
まずアレコレ工法は抜きにして耐震等級3を取るには
・構造計算(許容応力度計算など) か
・壁量計算
にて計算して認定を得る必要があります。
⚫︎許容応力度計算とは、各部材全てが応力(想定される地震,風力に対して)耐えきれるか範囲内に収まっているか?を計算するものです。足りなければ当然補強するように構造を変えたり追加しますし、逆に強すぎて他の部材に悪影響を与える時は柱や耐力壁を"抜く"(その近辺の強度を弱くする)場合もあり得ます。木造3階建てにはなんらかの構造計算が必須で2階建は任意です。
⚫︎壁量計算とは過去の実例より、この壁量と床倍率、壁バランスがあれば強度を超えるハズ、のチェックシートを用いての耐震計算となります。強ければ強いほど良い、な考え方です。2階建,平屋がこちらの計算でクリアできます。
強度的には構造計算したものより強い建物から耐震等級2以下でも耐えきれないケースまでバラ付きが発生します。
⚫︎ちなみに耐震等級1の場合は建築基準法を満たしていればOKでした。
実際にどちらが強いか、より安全か?と言いますと
圧倒的に構造計算に軍配はあがります。
そして『来年の4/1より』
「木造住宅は全ての2階建以上、200m2以上の平屋は"全て構造計算による強度証明が義務化"されます」
耐震等級1でも1倍を満たしているか、耐震等級3の場合は1.5倍を満たしているか?が始まります。
長々と前置きしてしまいましたが
SE構法は構造計算による軸組、
SSバリュー(SS構造体バリュー)は壁量計算による耐震等級かと思われます。4/1以降は構造計算に変更されるでしょうけれど、工法と言うよりも計算結果を保証した検査かつ地震保険、と言う側面の方が大かとは(※但しM6.6以上の巨大地震時は補償されない模様ですご注意を)
また、
SE構法は集成材のラーメン(額縁)構造による大スパンを構造計算で保証している感じかと。
通常の在来木造では2.5間以上のスパンを飛ばさない様にして構造計算を回避していましたゆえ。
今後は大スパンを取らないならSE構法自体にも拘らなくて宜しいのかとは(同じ計算しますんで)
と言う事で
4/1以前に"より安く"建築されたいならSSバリューで
4/1以降で通常の間取でしたら何でも良い
大スパンの空間を必要とされるならSE構法で
となるのではないかとは。
1件を表示しています。
- 前へ
- 1
- 次へ
Yahoo!不動産で住まいを探そう!
関連する物件をYahoo!不動産で探す
-
新築戸建て
4000万円以内の新築一戸建て
-
新築戸建て
駅まで徒歩10分以内の新築一戸建て
-
新築戸建て
南側に道路がある新築一戸建て
-
新築戸建て
総区画数50戸以上の大規模分譲地の新築一戸建て
-
新築戸建て
駐車場が2台以上ある一戸建て
-
新築戸建て
間取り変更可能な新築一戸建て