教えて！住まいの先生

源泉徴収票の源泉徴収税額がゼロになっているなら…
年末調整の還付予定の金額は定額減税による6月以降の手取りアップに含まれていますので、還付金の先取りをされているということです。
住宅ローン控除があったとしても、所得税の負担ゼロならこれ以上減税したくても減税できませんので。

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住宅ローン控除は、どこかからお金をもらえる制度ではありません。

払うべき税金を減らす制度です。

住宅ローン控除で支払うべき税金が0になれば、1年間の給与、賞与から源泉徴収された所得税が全額年末調整で還って来ます。

今年1年間の給与、賞与から源泉徴収された所得税額はいくらでしたか？

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定額減税の影響です。

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定額減税の影響ですが。
結果は同じくなります

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ローン残高は毎年減っているから控除額も減ってきます。
そして、今年は定額減税で源泉徴収の天引き額も少ない。
これら両方の影響で半額以下になることはあります。

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住宅ローン残高から計算されるのであり得ないかと言われたらあり得ます。

また今年は定額減税がありましたので元々源泉徴収された所得税が少ないのです。住宅ローン控除はその分を還付する制度ではなく所得税の額を引き下げる制度なので源泉徴収された額が少なければそうなります（例えば今年ではなくても住宅ローン控除があっても追徴があるような人だと満額は還付されません）。また源泉徴収された額以上に還付されることもありません

ただ年末調整では住宅ローン控除と定額減税は住宅ローン控除を先に処理します。上で書いたとおりなのですが（厳密には違いますが）見方を変えると定額減税が住宅ローン控除の先払いのようになりました。なので年末の還付が少なくなっています


その上で源泉徴収された所得税がまだ残っていれば定額減税をやり直します。ただこれも源泉徴収された額までです。
引ききれない場合は来年に調整給付されます

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