教えて!住まいの先生
Q 土地の所有権は、いつ誰が決めたのでしょうか? 昔(縄文時代や弥生時代)は土地と言うのは、誰の物でもなかったと思います。各地方には、大地主と言う人が一人はいますが、その人たちはどうやって莫大な土地を
手に入れたんでしょうか?昔は早いもの勝ちだったんでしょうか?農家の人たちも、大きい土地を持っていますが、農業をしていたらいつの間にか自分の土地になったんでしょうか?私の家系は、地主でも農家でも無いので土地を全然持っていません。土地をいっぱい持っている人が羨ましいです。乱文ですが、回答お願いします。
補足
私の知り合いに、山を持ってる人がいるんですが、山とかも昔は早いもの勝ちだったんでしょうか?あの山は、俺の山だ、とか宣言すれば自分の物になったのかな?
質問日時:
2011/7/12 15:27:33
解決済み
解決日時:
2011/7/15 13:24:33
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ベストアンサーに選ばれた回答
A
回答日時:
2011/7/15 13:24:33
日本の土地所有の概念は、時代と共にかなり変化しました。今の土地所有権の概念に近づいたのは、秀吉による検地後ですね。投稿者さんの友達の山を所有する家は、江戸時代の御先祖さんの活躍による可能性が高いです。(色んな要因があるでしょうから、断定はできませんが…)
土地所有の考え方の移り変わりですが、縄文時代はまず所有の意識は殆どなかったはずで、弥生時代から明確な意識が出てきたはず。
そして、大化の改新後に全土地は国家(天皇家)の物となり、土地所有は否定されます。
その後、平安時代に荘園が盛んになると、この土地所有の考え方が複雑化…。
一つの土地に、本所(形式的に所有する貴族)、領家(直接所有する貴族)、下司(開発者&実質的支配者)と耕作者などと、「ここは誰の土地?」と聞くと、数人が「私の土地です」と答える状況になっていたんです。所有権にもかなり種類があったということかな。
そして、この複雑な所有権をシンプルにしたのが、秀吉の検地です。収税者(大名など支配者)と耕作者(今の所有者かな)にしました。
こんな流れです、簡単に説明するというと。
土地所有の考え方の移り変わりですが、縄文時代はまず所有の意識は殆どなかったはずで、弥生時代から明確な意識が出てきたはず。
そして、大化の改新後に全土地は国家(天皇家)の物となり、土地所有は否定されます。
その後、平安時代に荘園が盛んになると、この土地所有の考え方が複雑化…。
一つの土地に、本所(形式的に所有する貴族)、領家(直接所有する貴族)、下司(開発者&実質的支配者)と耕作者などと、「ここは誰の土地?」と聞くと、数人が「私の土地です」と答える状況になっていたんです。所有権にもかなり種類があったということかな。
そして、この複雑な所有権をシンプルにしたのが、秀吉の検地です。収税者(大名など支配者)と耕作者(今の所有者かな)にしました。
こんな流れです、簡単に説明するというと。
質問した人からのコメント
回答日時: 2011/7/15 13:24:33
うむー、なかなか難しいですね。有難う御座いました。
回答
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A
回答日時:
2011/7/12 17:42:28
A
回答日時:
2011/7/12 16:20:55
日本史を思い出すとわかります。 奈良時代以降に荘園制度が始まりました。
班田収授から墾田永年私財法ができて、財力を付けた者が人手を使って荒地を開墾して田畑にすれば、所有権を手に入れることが出来たのです。
国としても役に立たない荒地が田畑に変わり、そこから農作物が取れれば税収が増えるので、互いにメリットがありました。
大企業と官僚の癒着の始まりですね。
班田収授から墾田永年私財法ができて、財力を付けた者が人手を使って荒地を開墾して田畑にすれば、所有権を手に入れることが出来たのです。
国としても役に立たない荒地が田畑に変わり、そこから農作物が取れれば税収が増えるので、互いにメリットがありました。
大企業と官僚の癒着の始まりですね。
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