教えて!住まいの先生

Q 築年数30年のRC構造で2階建て店舗ビルなんですが、一般的に何年ほどたつとどんな補修が必要になるものなんでしょうか?素人なので全く検討がつきません。教えて下さい。

質問日時: 2012/2/6 14:27:10 解決済み 解決日時: 2012/2/21 07:23:31
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A 回答した人: 辻 優子 さん 回答日時: 2012/2/21 07:23:31
専門家
ホームインスペクション(住宅診断・住宅検査)を行っている建築士の辻と申します。

全てを一斉に修繕するとした場合、足場をかけた大がかりな修繕は10~15年に一度、部品類のこまかな修繕は7年~10年ごとに手を入れるといいと思います。

以下に、RC造建物の修繕部位と時期をざっくりと挙げてみます。

【雨漏り対策】
・外壁や屋上防水の補修・交換(10~15年ごと)
→タイルの交換や塗装の塗り直し、コンクリートのヒビ割れ補修
→屋上防水層の修理または再施工

・窓まわりのシール材の交換(10~15年)
→窓サッシと外壁の間を埋める柔らかい部材の撤去・再充填

【水漏れ対策】
・鉄製の給水・給湯管の交換(20~30年)
→交換せずに管内部に補修材を流す工法もあり

【故障・破損対策】
・鉄骨階段や鉄製の設備機器の塗装(7~10年)
・給湯器や換気扇、エアコンの交換(10~15年)
→20年近く使える場合もあるが、中には10年を超えたくらいで故障しはじめるものもあり
・クロスや床材、建具などの張り替え・交換(気になったとき随時)

●そのほか、築30年とのことですが、もし1981年以前の建設であれば、他の回答者の方も書かれているように耐震診断を行って必要な耐震補強を施すというのも検討したいところです。

●上記に記載した期間を超えてからの修繕でも「大問題」ではありませんが、故障や劣化が進んでからの修理だと、結果的に耐用年数が短くなることがあります。定期的な修繕を行うと、一時的な出費は大きくなっても長期的なコストは抑えられる可能性があります。

想定外の交換・修繕支出を抑えるために、雨漏りや水漏れの原因になりそうなものの修繕は優先的に行われることをお勧めします。
ご参考になれば幸いです。
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A 回答日時: 2012/2/8 22:52:44
30年前でしたら大きな物としては、耐震補強じゃないでしょうか?
でも個人の所有物であれば、そこまで対策する人は少ないでしょうけど。
変状として出てきそうなものは、ひび割れ、傾き(地盤沈下?)、壁紙の剥がれ、くすみとかが考えられますが、建物の構造的な変状(ひび割れ、傾き等)以外は我慢すれば直す必要もないですね。
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