教えて！住まいの先生

私も良く似た経験があります。
体験談を２つお話しします。一つは他の方の話とよく似ています。そして、もう一つは真面目な話です（笑）。
① 私は急いで少々遠距離のところへ家族を連れて行かねばならない事がありました。出かける前からお腹の調子が少し変だったのですが、急いでいたものですから家族を車に乗せて直ぐにスタートしました。繁華街、市街地ばかりの道を通らねばならず、半分ほど来た時、段々、腹の調子が本格的に変になって来ました。後１時間ほどの距離になって来た時、大を催し脂汗は出て来るし、家族皆で必死でトイレのありそうな場所を見つけようとするのですが、肝心な時にトイレのありそうな駅や量販店は見つかりません。繁華街ですので至るところに信号があります。赤信号が青信号に変わる時間の長い事、長い事・・・。車の中で今正に出てしまいそうになるのを必死に堪えに堪え、家族の呼びかけにも思わず怒鳴ってしまう程の絶対絶命のピンチでした。脂汗の中で車を転がして行く途中、突然、ほんの小規模の竹林が道路わきに見えました。ウンモスンもなく、道路脇に車を止め、急いで竹林の中に入って行きました。何十年振りかの野糞でした。いやー、済ました後の安堵感・・・（笑）。汚い話で申し訳ありません。急いでいても出かける前には用を足しておくべきでした。
② 私は自営業でした。５０代の頃、大口得意先がまさかの倒産をしました。私は家族で小旅行に行った翌朝、その会社の担当者から倒産の事実を知らされました。ほとんどの仕事がその得先からだったため、昨日の楽しい旅行の余韻はあっと言う間に消え失せ、私の脳裏に我が家も倒産？の２文字が浮かび、その夜の家族の食卓は陰鬱そのものでした。
私は住宅ローンを抱えていました。娘が二人おり、二人とも大学生でした。私は夜も眠れず、妻と相談し自宅を売却することにしました。買主は直ぐ決まったのですが、妻は新築間もない自宅を大変気に入っており、引っ越し準備をする妻の姿が本当に可哀想で仕方がありませんでした。私の人生での最大のピンチです。妻と娘と相談し、皆で青汁を売るアルバイトも計画しました。
あれから数年、仕事もなんとか倒産を免れ、持ち直し、中古物件の今の家は以前の家に比べて非常に便利な場所にあり、又、家そのものも妻も娘も大変気に入っているようであり、禍転じて福になったような気持ちすら今はしています。
家庭にこんなピンチが襲った事で家族が結束し、娘も無事に大学を卒業。でも、本当にあの時は夜も眠れませんでした。

人生はホントに思わぬ時にピンチが来るものですね。でも、家族が日頃から仲良くし、いざという時に結束して真面目に頑張っていれば、必ずいい事もあるものですね。

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