教えて!住まいの先生
Q 木造住宅耐震診断の評点1、1.2、1.5の数値は耐震等級1,2,3と同じに考えていいのでしょうか。 教えてください。お願いします。
1.2→1.25でした。
耐震補強した場合、分かりやすく新築の耐震等級で考えるのはNGなのでしょうか。
具体的には、新築と耐震補強工事の違い以外で内容はどの様なところが異なるのでしょうか。
教えてください。よろしくお願いします。
質問日時:
2014/5/26 09:51:30
解決済み
解決日時:
2014/7/15 03:10:49
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ベストアンサーに選ばれた回答
はじめまして、ホームインスペクション(住宅診断、住宅検査)を行っています、建築士の林と申します。どうぞ宜しくお願い致します。
おっしゃる評点は1.0、「1.25」、1.5の間違いですよね。その前提でご回答させて頂きます。
まず、耐震診断は既存住宅の耐震性を確かめる方法であり、新築住宅を建てるときに耐震診断で耐震性を確認してそれで建てて良い、ということにはなりません。既存住宅の耐震性を確かめる方法(耐震診断)と、新築住宅の耐震性を確かめる方法(壁量計算等)は、違うものである、とお考えいただけるとよいと思います。
ただ、考え方が共通する部分は多々あり、また評点1.0は建築基準法をギリギリ満たすものと同じくらいになるように設定されているようですので、目的に応じて比較してみるのはよいと思います。
念を押すと、例えばフラット35Sを耐震等級3でクリアすることはできても、耐震診断の評点1.5でクリアすることはできません。
ご参考になれば幸いです。
おっしゃる評点は1.0、「1.25」、1.5の間違いですよね。その前提でご回答させて頂きます。
まず、耐震診断は既存住宅の耐震性を確かめる方法であり、新築住宅を建てるときに耐震診断で耐震性を確認してそれで建てて良い、ということにはなりません。既存住宅の耐震性を確かめる方法(耐震診断)と、新築住宅の耐震性を確かめる方法(壁量計算等)は、違うものである、とお考えいただけるとよいと思います。
ただ、考え方が共通する部分は多々あり、また評点1.0は建築基準法をギリギリ満たすものと同じくらいになるように設定されているようですので、目的に応じて比較してみるのはよいと思います。
念を押すと、例えばフラット35Sを耐震等級3でクリアすることはできても、耐震診断の評点1.5でクリアすることはできません。
ご参考になれば幸いです。
回答
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A
回答日時:
2014/6/2 19:02:27
異なる、と考えてよいと思います。
その建物が、設定されたある外力に対して耐えられることを、
保有耐力>必要耐力 であるといいます。この必要耐力の設定内容が
耐震等級、中古住宅では異なります。
評点の場合、劣化が見られないとすると、
単位面積当たりの必要耐力は、
0.83Z(Zは面積、軽い建物の1階を例にします)
耐震等級1は、あまりしっかりと謳われていない気もしますが、
単位面積当たりの必要壁量が、
0.71Z(比較の為、総二階とします)
ちなみに、建築基準法(壁量計算)で同じ設定をすると、
0.57Z
雑壁を考慮や、劣化をどのように加味するのか、
あるいは、加味できない部分が、どれくらいあるのかなどを
推し測って、0.83Zという設定がなされていると考えます。
建築基準法でもなんでも、設定されるは、数字ではなく
”人命が失われないこと”を目標にしています。
新築住宅(建築基準法壁量計算)に対して、中古住宅は、
人命が失われないという目標に対して、同等の壁量ではなく、
かなり下駄をはかせないとだめ、ということだと考えます。
木造住宅の耐震診断(一般診断)は、基本的に目視により、判断し、
現況の劣化の度合いを決めます。この度合いに伴って、係数が
かけられます。
この、目視による劣化を係数で加味する、という部分が、
耐震等級と評点で大きく異なる点です。
やはり、新築は新築の考え、中古住宅は中古住宅の考えを
多くの人たちがそれぞれ、研究したり、考えをまとめたりしています。
これらを一緒にせずに、各々別々に、しっかりを考えて
設計・施工を行うべきと考えます。
その建物が、設定されたある外力に対して耐えられることを、
保有耐力>必要耐力 であるといいます。この必要耐力の設定内容が
耐震等級、中古住宅では異なります。
評点の場合、劣化が見られないとすると、
単位面積当たりの必要耐力は、
0.83Z(Zは面積、軽い建物の1階を例にします)
耐震等級1は、あまりしっかりと謳われていない気もしますが、
単位面積当たりの必要壁量が、
0.71Z(比較の為、総二階とします)
ちなみに、建築基準法(壁量計算)で同じ設定をすると、
0.57Z
雑壁を考慮や、劣化をどのように加味するのか、
あるいは、加味できない部分が、どれくらいあるのかなどを
推し測って、0.83Zという設定がなされていると考えます。
建築基準法でもなんでも、設定されるは、数字ではなく
”人命が失われないこと”を目標にしています。
新築住宅(建築基準法壁量計算)に対して、中古住宅は、
人命が失われないという目標に対して、同等の壁量ではなく、
かなり下駄をはかせないとだめ、ということだと考えます。
木造住宅の耐震診断(一般診断)は、基本的に目視により、判断し、
現況の劣化の度合いを決めます。この度合いに伴って、係数が
かけられます。
この、目視による劣化を係数で加味する、という部分が、
耐震等級と評点で大きく異なる点です。
やはり、新築は新築の考え、中古住宅は中古住宅の考えを
多くの人たちがそれぞれ、研究したり、考えをまとめたりしています。
これらを一緒にせずに、各々別々に、しっかりを考えて
設計・施工を行うべきと考えます。
A
回答日時:
2014/5/27 21:17:51
基準法の定められた耐震性能を1.0とすると
Iw=1.00 → 0.6
Iw=1.25 → 0.8
Iw=1.50 → 1.0
ある耐震補強マニュアルに書いてあります。
その著者も独自の見解と執筆していますが
諸々な事を加味すると
的を射ているように思えます。
補足
>耐震補強した場合、分かりやすく新築の耐震等級
>で考えるのはNGなのでしょうか
基本を知れば耐震等級の例え話はNGでは
無いかもしれませんが
hanjironさんの考え方は、NGです。
>どの様なところが異なるのでしょうか。
相違がわからないならば
耐震補強に手を出すべきではありません。
建て主が被害を被るだけです。
参考まで
Iw=1.00 → 0.6
Iw=1.25 → 0.8
Iw=1.50 → 1.0
ある耐震補強マニュアルに書いてあります。
その著者も独自の見解と執筆していますが
諸々な事を加味すると
的を射ているように思えます。
補足
>耐震補強した場合、分かりやすく新築の耐震等級
>で考えるのはNGなのでしょうか
基本を知れば耐震等級の例え話はNGでは
無いかもしれませんが
hanjironさんの考え方は、NGです。
>どの様なところが異なるのでしょうか。
相違がわからないならば
耐震補強に手を出すべきではありません。
建て主が被害を被るだけです。
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