教えて！住まいの先生

はじめまして。新築マンションの内覧会立会いやホームインスペクションを行っている建築士の辻と申します。

この形状だと、家の中には入らない来訪者に対する正面は玄関ドア正面の④で、家の中にお招きする来訪者に対しては上がり框（玄関の段差）を挟んだ②が正面かなと思います。

玄関に置く鏡ということですが、壁に取り付ける縦長（足元近くまで写る）タイプのものをイメージしたので、ひとまずそれと仮定して私の思ったことを書きますね。

内装がわからないので飾ったときのインテリアとしてどうかは置いておき、「姿見」として出かける前に服装などを見るとすると、①②③かと思います。

①③は靴を履かずに少し離れたところから足元まで体が写るので、お出かけ前に靴を履かずに姿を確認するのによさそうです。

ただし、③は廊下がよく写るので、宅配の方などにたたきで待ってもらうときなどは、鏡越しに廊下が見えると思いますので、それも考慮したいですね。

②は靴を履かなくても鏡のすぐ前に立てますし、玄関のたたきに降りて靴を履けば、靴も含めたコーディネートを見られて便利そうです。

④は靴を履かないと鏡が見られないのと、鏡がもし床近くまである長い製品でなければ、靴を履いて正面に立ったとき、鏡から距離が近いことから足元まで写らなさそうです。ただ、玄関を開けたとき目に入るので、明るく見えたり部屋が広く見えるかもしれません。

目的にもよるかと思いますが、4箇所それぞれの特長を書いてみました。ご参考になれば嬉しいです。

ご新居での生活が楽しいものになりますように！

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