教えて！住まいの先生

はじめまして。
大阪・神戸・京都など関西圏でホームインスペクション（住宅診断）を行っております
一級建築士の大森と申します。
よろしくお願いします。

購入希望物件の詳しい場所がわからないのでなんとも回答し難いのですが、後日補足説明からするとかなり利便性が良い場所だと推測します。

この場所で土地値坪20万円というのは私の感覚からすると安いと感じました。
（感覚的なものなので違っていたらスイマセン）

そのような土地なので新築当時のこの建物は結構なお値段だったのかもしれません。

それと一般的にRC造の原価償却の耐用年数は47年と言われています。
https://www.keisan.nta.go.jp/survey/publish/34255/faq/34311/faq_34354.php

この考えに基づくと残り約8年の償却が残っている事になります。

ですので建物価格が0というのは難しいような気がします。

土地と建物の価格の割合がもう少し違っていれば、感覚的に適正価格に近いと感じたのかも知れませんね。。。

しかし、おっしゃられているように若干割高感は否めないように感じます。

まずは飛びつきたい気持ちを抑えながら、粘り強く価格交渉に入って行くというのはどうでしょうか？

その中で妥協点を見出していければお互いに納得した取引になるのではないかと考えます。

モチロンその際には建物自体の状況も値段交渉における一つの大きな要因にはなります。

私は日々中古住宅の診断を行っていますが、このような事例はたくさんありますので。。。

以上、ご参考になりましたら、幸いです。

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