教えて！住まいの先生

はじめまして。さくら事務所の不動産コンサルタント 田中歩と申します。
awedgvulさんのご質問にお答えいたしますね。

対象不動産の価値が相場に対して割安か割高かということはわかりませんが、駅から近いこと、大手ブランドマンションということもあり、相応の価格設定にはなっているのではないかと思います。

資金調達関連ですが、ご存知かもしれませんが、平成27年は、直系尊属からの住宅取得資金の贈与は、優良な住宅用家屋（所定の省エネ、耐震、バリアフリー等の家屋）の場合、1500万円（これ以外の住宅用家屋の場合は1000万円）が非課税となります。

「親援助」とありましたので、これを利用されるとよいかもしれませんね（暦年贈与も併用できますので、あと110万円まで贈与してもらっても非課税です）。

借入金4000万円ですが、年収の4倍程度ならさほど問題にはならないというのが一般的な考え方ですが、

お子様がもう一人増える可能性や教育費（大卒まで私学に通わせるとか、私大医学部に行かせたいなど）についても並行して検討すべきと思います。

また、awedgvulさんの退職時年齢や退職前に給与が下がるなどの給与体系の確認（銀行などは、55歳以降、給与が6割引きになるというケースもあります）についても留意したほうがよいでしょう。

35歳というご年齢ですから、完済時年齢を70歳とするより60歳としておくほうが、安心ではないかとも思います。

その場合の毎月の返済額、将来上昇するであろう修繕積立金の額、日々の生活費（レジャー費用含む）、教育費、老後生活資金、購入マンションに対する将来リフォーム費用などを勘案し、どのような資金収支になるかご検討することをお勧めします。

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