教えて！住まいの先生

【今後絶対に来ると言われる、首都直下巨大地震。東京や関東に住んでる方は生き埋めを覚悟してるんですか？ 】


・最悪の「生き埋めを覚悟」は、７〜８年前からしていますが。30年以上前には「長周期地震波」も経験していますので。

・『【2014年12月20日(土)日本経済新聞(p38社会)】
大地震の確率上昇 相模トラフ 想定盛る 東京４５％、横浜は７８％ 首都圏 複雑プレート考慮
政府の地震調査委員会が１９日発表した2014年版「全国地震動予測地図」は、関東地方の多くの地点で３０年以内に震度６弱以上の揺れが起こる確率が上昇した。
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地震調査委員会が公表した３０年以内に震度６弱以上の地震が発生する確率 （単位％、カッコ内は前年との差、▲はマイナス、ーは不変）
都道府県庁所在地 ２０１４年
札幌 0.9 （0.3）
青森 5.9 (2.4)
盛岡 4.1 (2.6)
仙台 5.7 (2.7)
秋田 7.8 (0.6)
山形 3.6 (1.3)
福島 6.7 (3.8)
水戸 70.2 (7.8)
宇都宮 13.6 (8.3)
前橋 6.7 (2.4)
さいたま 50.9 (20.5)
千葉 72.6 (5.4)
東京 45.8 (19.8)
横浜 78.1 (11.9)
新潟 11.8 (2.8)
富山 11.1 (5.3)
金沢 6.9 (4.6)
福井 12.2 (▲0.3)
甲府 49.5 (1.8)
長野 13.0 (0.5)
岐阜 24.9 (3.6)
静岡 66.2 (1.0)
名古屋 42.7 (0.9)
津 62.2 (▲2.5)
大津 16.1 (▲0.3)
京都 13.0 (1.3)
大阪 45.4 (0.8)
神戸 34.5 (4.5)
奈良 48.6 (▲10.3)
和歌山 59.5 (3.8)
鳥取 5.2 (-)
松江 2.3 (0.2)
岡山 39.8 (1.3)
広島 21.7 (▲1.7)
山口 4.2 (1.2)
徳島 68.9 (1.2)
高松 59.3 (1.5)
松山 41.5 (2.9)
高知 70.1 (0.6)
福岡 8.0 (2.0)
佐賀 7.8 (1.3)
長崎 4.7 (1.3)
熊本 8.0 (0.5)
大分 54.3 (▲2.3)
宮崎 43.7 (▲11.3)
鹿児島 17.4 (▲1.8)
那覇 29.2 (6.4)
※詳細は「防災科学技術研究所 J-SHIS 地震ハザードステーション」<http://www.j-shis.bosai.go.jp/map/>』
↑
『【2013年12月21日(土)日本経済新聞(p38社会)】
［今後３０年、大地震の確率］ より大きなずれ想定 高松や岡山、上昇幅大きく
政府の地震調査委員会（委員長・本蔵義守東京工業大名誉教授）が２０日発表した「全国地震動予測地図」は、紀伊半島から九州地方の多くの地点で震度６弱以上の揺れが起こる確率が上昇した。
・・・
地震調査委員会が公表した３０年以内の震度６弱以上の発生確率
都市名 ２０１３年
札幌 ０．６（ー）
青森 ３（－）
盛岡 ２（－）
仙台 ３（－）
秋田 ８（－）
山形 ２（－）
福島 ３（－）
水戸 ６２（－）
宇都宮 ６（－）
前橋 ４（１）
さいたま ３０（３）
千葉 ７７（１）
東京 ２６（３）
横浜 ７０（▲１）
新潟 ７（－）
富山 ６（－）
金沢 ３（－）
福井 １３（２）
甲府 ４８（▲７）
長野 １３（１）
岐阜 １９（１）
静岡 ６５（▲２５）
名古屋 ４２（▲４）
津 ７０（▲１７）
大津 ９（▲２）
京都 １２（▲２）
大阪 ５３（▲１０）
神戸 ２３（４）
奈良 ５９（▲１１）
和歌山 ５５（４）
鳥取 ５（１）
松江 ２（－）
岡山 ３８（１４）
広島 ２４（３）
山口 ３（－）
徳島 ６８（４）
高松 ５８（１４）
松山 ４０（４）
高知 ７１（４）
福岡 ６（２）
佐賀 ７（２）
長崎 ２（１）
熊本 ８（３）
大分 ５６（６）
宮崎 ５４（８）
鹿児島 ２０（５）
那覇 ２４（▲１）
（注）単位％。カッコ内は前年との差、▲はマイナス、ーは不変。市役所所在地。東京は都庁』

・『【2005.08.29(月)日本経済新聞(p1)】
変わる備え 大都市の死角 ■上
揺れ続ける首都 「もろい東京」に現実味
東京が予想以上に揺れやすい地下構造をしているとの新事実が、次々と明らかになっている。
昨年十月二十三日、新潟県中越地震の地震波は、三十秒ほどで約二百キロ先の東京・多摩地区に到達した。だがそのまま南進せず、国分寺付近で都心方向に”左折”。別のルートで来た他の地震波と重なり合い、都心周辺を数分間回り続けた。 「ＪＲ中央線に沿って都心に入り、山手線のようにぐるぐる回った」。約四百カ所の地震計を解析し、この現象を突き止めた東大地震研究所の古村孝志助教授は言う。
・・・
すり鉢状の豆腐
「すり鉢」状の固い岩盤の器の上に、ぶ厚く柔らかいローム層が「豆腐」のように載る関東。いったん揺れると地震波がすり鉢の中を暴れ回り、もろい豆腐が震え続ける。
最近注目を集めるこの地震波は、二ー十秒周期の船酔いをおこすようなゆったりとした「長周期地震波」。超高層ビルや石油タンクがこの揺れに共振すると、思わぬ被害が出ることがある。
二十二年前、百四人の犠牲者を出した日本海中部地震。約五百キロ離れた東京の震度はゼロだったが、西新宿のある超高層ビルの上層部は大きく揺れ、エレベーターの一部ケーブルが切れた。「今で言う長周期地震動の共振が原因だった」。当時相談を受けた村松郁栄・岐阜大名誉教授(地震工学)は確信する。
・・・』



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