教えて！住まいの先生

はじめまして。
不動産コンサルタントの田中と申します。

中古マンションの不動産取得税ですが、
まずは、買ったときに不動産屋さんから固定資産税評価証明書（土地と建物それぞれ）をもらったと思いますので、それを準備してください。

原則は、
土地固定資産税評価証明書の「評価額」に3％をかけたものが土地の不動産取得税、
建物固定資産税評価証明書の「評価額」に3％をかけたものが建物の不動産取得税になります。


ただ、以下の軽減ルールがあります。
(1)建物についての軽減ルール
自分が居住用として住み、かつ、登記簿上の床面積が50㎡以上240㎡以下、かつ
57年1月1日以降に建築されたもの（または、耐震基準に適合したもの）であれ
ば、評価額から一定額が控除できます。

築20年とのことですので、居住用で面積要件に合致していれば、1000万円か12000万円が軽減されると思います。

おそらく、建物の評価額は1000万円もしないでしょうから、建物については不動産取得税がかからない可能性があるのではないでしょうか。

(2)土地についての軽減ルール
耐震基準適合住宅であれば軽減ルールがあります。適合しているかどうかは、
不動産屋さんに聞いてみてみください。

計算が少々面倒なのですが、
◇土地評価額×1/2×3％＝A
◇（土地評価額×1/2÷土地面積）×マンション床面積の2倍×3％＝B
◇A－Bが納める税額
ただし、B<45000円ならBは45000円とする。

Ａ－Ｂが０円以下ならば税金はかかりません。


おそらく、不動産屋さんならすべてわかっていると思いますので、
聞いたほうが早いかもしれませんね。


ちなみに、不動産取得税については、こちらが詳しいです。
http://www.pref.osaka.lg.jp/zei/alacarte/fudousan.html

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