教えて！住まいの先生

こんにちは、
ご質問は、既に自宅を東京に持っている長男様が栃木県の実家のリフォームローンを組みたい、ということでよろしいでしょうか？

まず最初の大前提は、現在の自宅に住宅ローンがないことです。
自宅がふたつあるのは不自然ですので、もし住宅ローンがすでにあれば、今回のご質問は困難です。

次に、実家の物件に抵当権などはついていないでしょうか？
これももしついていれば、今回のご質問は困難です。

以下、これらをクリアーしているとしてご回答申し上げます。

この場合、大手銀行に限られてくるでしょうが、東京と、栃木県の実家の周辺に支店がある銀行をまず探しましょう。
そうたくさんはないはずです。
そして、銀行によっては、住宅ローンで、いわゆるご家族のための家のリフォームなどに対応できる場合もあります。
但し、この際も問題になってくるのは実家の所有権が誰かですね。
これが、もし長男様が所有権をもっていれば、多くの大手銀行が対応してくれるはずです。
が、所有権はご両親が所有しているとなれば、まず対応は困難と思われます。
具体的に可能かどうかは並行してご相談されて見てはと思いますが、所有権がご両親の場合と、所有権が長男様の場合とふたつにわけて融資が可能か相談して見てはいかがでしょうか？
（ご参考；りそな銀行の場合次のような記載があります。
ご本人が所有し、ご本人またはご家族がお住まいになる
・住宅の新築・購入資金
・マンションの購入資金
・住宅の増改築・修繕資金
参照ＵＲＬ： http://www.resona-gr.co.jp/resonabank/kojin/service/kariru/jutaku/jutaku_loan/index.html）

そこで、方法論としては将来のことも視野に入れて、栃木県のご両親の実家の所有権も売買や贈与などの方法により移転してしまうという手段も考えられるでしょう。
この際の税金面は一度税理士にご相談されて見てください。
場所によりますが、東京よりも地価も安いのではないでしょうか。
また築年数が経過していれば建物の価値もそれほど高くは評価されないはずです。

いずれにせよ、将来的には相続という問題が必ず発生します。
その意味では、前倒しでそれに対応しつつ、住宅のリフォームも対応する、という方法もあるかと存じます。

以上、ご参考になれば幸いです。

• なるほど：1
• そうだね：0
• ありがとう：0

この回答が不快なら