教えて！住まいの先生

現職の調査員です。
各位の回答は、質問主さんの質問内容（理解の手順）とは合致して無い様子なので、整理します。

先ず、時価額云々と言う事を見なかった事にしましょう。
（説明が煩雑になります。）

次に、火災保険で設定した金額の50%までしか地震保険で設定出来ない事を理解しましょう。
一般的な建物（所有者）であれば、この２つを理解出来れば必要充分です。


そこまで理解出来たとの前提で、質問①から順に回答します。

①違います。
時価額の評価は、通常使用されている建物では、新築価格の50%で控除を打ち止めしてます。（忘れて良いと言っておきながら、説明の為に時価額と書いてます…。）
時価額が2,000万円の（古い）家と言う事でしたら、新築時に最大で4,000万円の価値を備えてたと考えられますので、その場合は4,000万円の50%である2,000万円が地震保険で設定出来る事になり、一部損では5%の100万円をお支払いする報告書です。

新築バリバリで2,000万円の建物でしたら、その時点では新築費用が2,000万円であると同時に、時価額も2,000万円と表現出来ると思います。
そう言う時で有れば、地震保険は2,000万円の50%である1,000万円が設定の限度となります。

②は、家の時価額が1億円だった場合と考えるのでは無く、家の新築費用が1億円以上の場合と考えた方が理解し易いのでは？
もっとも、時価額が1億円と言う事であっても、地震保険への設定上限は5,000万円である事に変わりは無いですか。

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地震保険は火災保険の半分、建物は最大5000万までしか保証されないと聞きました。→保証では無く設定出来ないだと思います。

火災保険の建物保険金額を3,000万円と設定した場合は、地震保険の保険金額は最大50%迄しか一般的には設定出来ないですから、最大で1,500万円迄となります。

災害が有り、100%保証でしたら、時価額の半分では無く、火災保険設定額の1,500万円（時価額の上限）が保証されるかと思います。

地震保険は最大5,000万円迄しか設定出来ないと言う事ですので、火災保険の設定額が１億円と言う事かと思いますので、100%保証の場合は、5,000万円（時価額の上限）が保証されとると言う意味かと思います。

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被災した時点での建物の価値ではなく、再建築価格の50％です
まったく同じものを建てたとしてということですね
建築価格の高騰分とかインフレを加味するかどうかまでは詳しくないです

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①も②もその通りです。
火災保険は建て直すための保険で、地震保険は生活再建のための保険です。
火災と違い、震災は大規模になることが多く、その全てを補償することができないためです。
上乗せで100%にできるプランもありますけどね。

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