教えて！住まいの先生

東海エリア
日当たり、風通しのいい高台。
北海道次世代基準をクリアする高気密・高断熱の家を建てかした。

「夏場に関しては、正直日当たり良いと光熱費かかりませんか？今時高断熱、高気密の家が普通で熱が入るとその分冷房代がかかるようにも思えます..」

断熱材が、通常よりも熱を通さない。
サッシは遮熱＋断熱。

真夏
窓ガラスを通して、直射日光が差し込んでいても、
熱を遮断してくれる樹脂サッシ&遮熱ガラスが、熱の侵入を抑えてくれます。

本日は真夏日。32℃の外気温でしたが、エアコンは不要。
日差しが差し込まない時間帯に、あちこち開放して、涼しくしておく。
2階でも、ほとんど室温に変化はありません。

真冬
今年も暖冬
1月2日〜５日は、暖房を使っていません。
2月でも５日間ほど、暖房器具を止めて過ごしました。

日当たりが悪く、低温の日が続いても、
設定温度を変えていなくても、寒さを感じません。
なので、雪が降っていても、窓から外を見ないと気がつきません。

建物内に、温度差があると
暖かい部屋は湿度が下がります。
寒い部屋は、湿度が上がります。

この家は、どの部屋も同じ温度。
寒い日だと、家全体の湿度が低くなるので、
ほとんどの方は、加湿器を設置しているようです。

わが家の場合は、観葉植物に水をやったり、（葉に霧吹きをかけたり）
匂いのする魚を焼くとき以外は、キッチンの換気扇も回していません。
IHクッキングヒーターだと、稼働しても炭酸ガスが発生しないし
悪い物質も発生しない。
換気扇を回すと、キッチンで発生する熱気も湿度も、外部へ流れてしまうので。


つまり、
夏の直射日光も、
冬に日差しが差し込まなくても、
今の季節に、朝夕の気温差が激しくても
外気温の影響を受けにくい。

北側玄関で、日差しが届きにくい建物でも、問題なく過ごせるということです。

ただし、例え断熱性の高い窓であっても
天窓のように、
日差しを避けにくく、長時間日差しが差し込み続けて
ブラインドなどの火除けもできないような窓はつけない方がいいです。
例え、日差しが差し込みにくい立地であっても。

仮に、きた玄関であっても、北東からの日差しを避けられない場合。
夏の西陽は、北東から差し込むため、植栽を植えて日差しを遮るなり
窓に日除のブラインドをつけたり、室温上昇を避けた方がいいと思います。

実際に同じ会社で建てた方々の入居宅体験で、
日差しの差し込まないオタクへお邪魔して、奥さんと共に
入居者の方々のお話を聞かれるのが良いかと。

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