教えて!住まいの先生
Q 賃貸住宅のクロス張り替えについて。 賃貸戸建住宅の内見時、仲介業者さんより オーナーさんが和室の畳と、居間のクロスの張替えをしてくれるそうですと聞いていたので、
古くて全体的に壁や天井、床にシミや汚れがあったのですが、居間だけでも綺麗にしてもらえるのならと思い、契約を結んで先日管理会社の方から鍵を受け取り、一緒に中の確認をしたところ、管理会社の方から、オーナーさんが畳は直してくれたのですが、クロスはペットがいるから貼り替えないって言ってたのでこのままになりましたが、オーナーさんから何か聞いていますか?と聞かれ、何も聞いていないのでその旨伝えましたところ、仲介業者さんも少し困惑されていました。
契約前にやりますと言った事を部屋の引渡時までにやっていただけていないことってあるのでしょうか。
ペットはミニチュアダックスの老犬(メス)ですので、壁を汚す事は考えられないですし
ちなみにクロスの現状は
何を留めていたのか、打ち込まれた釘が何箇所も剥き出しになり
全体的に薄汚れているのですが黒っぽくなっている箇所もたくさんあり、剥がれているところまであります。
このような事ってよくある事なのでしょうか?
補足
契約前にやりますと言った事を部屋の引渡時までにやっていただけていないことってあるのでしょうか。
ペットはミニチュアダックスの老犬(メス)ですので、壁を汚す事は考えられないですし
ちなみにクロスの現状は
何を留めていたのか、打ち込まれた釘が何箇所も剥き出しになり
全体的に薄汚れているのですが黒っぽくなっている箇所もたくさんあり、剥がれているところまであります。
このような事ってよくある事なのでしょうか?
補足です。
庭付きの一軒家なのですが、気がついたら野菜の苗が植えてあり
「どのくらい大きくなるか分からないけど、今年だけ〜」
と有無を言わさずな感じでしたが、植える前に一言あれば気持ち的に違うのになぁと思いましたが、大家さんとはこう言うのもなのでしょうか…?
質問日時:
2024/6/29 02:01:25
解決済み
解決日時:
2024/7/2 19:04:05
回答数: 1 | 閲覧数: 139 | お礼: 500枚
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ベストアンサーに選ばれた回答
A
回答日時:
2024/7/2 19:04:05
その状況について、賃貸住宅の契約や修繕に関する法的側面、慣習、そして対処方法について詳しく解説いたします。
1. 賃貸契約と物件の状態に関する法的側面:
a) 契約の基本原則:
- 賃貸借契約は、貸主(オーナー)と借主の合意に基づく契約です。
- 契約前の口頭での約束も、法的には拘束力を持つ可能性があります。
b) 瑕疵担保責任:
- 民法上、賃貸物件に隠れた瑕疵(かし)がある場合、貸主は責任を負います。
- クロスの状態が契約時の説明と著しく異なる場合、瑕疵に該当する可能性があります。
c) 信義則:
- 契約当事者は信義に従って誠実に行動する義務があります。
- 約束した修繕を行わないことは、この原則に反する可能性があります。
2. 賃貸物件の修繕に関する慣行:
a) 入居前の修繕:
- 通常、大きな損傷や汚れは入居前に修繕されるのが一般的です。
- しかし、軽微な損傷や通常の使用による劣化は、そのまま引き渡されることもあります。
b) ペットに関する配慮:
- ペット可物件では、将来的な損傷を考慮して修繕を控える場合もあります。
- ただし、著しい汚れや損傷がある場合は、ペットの有無に関わらず修繕すべきです。
c) 約束の不履行:
- 契約前の約束が履行されないケースは稀ですが、完全にないわけではありません。
- コミュニケーションの行き違いや、オーナーの事情変更などが原因となることがあります。
3. この状況における対処方法:
a) 事実関係の確認:
- 仲介業者、管理会社、オーナーの三者間で情報を共有し、約束の内容を確認します。
- 書面での記録があれば、それを提示することが有効です。
b) 交渉:
- クロスの状態が著しく悪い場合、修繕を要求する正当な理由があります。
- ペットがいることを理由に修繕を拒否することは、合理的とは言えません。
c) 代替案の提示:
- クロスの張替えが難しい場合、家賃の減額や他の修繕での代替を提案することも考えられます。
d) 法的手段:
- 交渉が難航する場合、消費者センターや法律相談などの外部機関に相談することも選択肢です。
- 最終的には、契約解除や損害賠償請求などの法的手段も考えられますが、これは最後の手段です。
4. 大家とのコミュニケーション:
a) 庭の利用について:
- 賃貸物件の庭の利用権は、通常借主にあります。
- 大家が一方的に庭を利用することは、借主の権利を侵害する可能性があります。
b) コミュニケーションの重要性:
- 大家と借主の良好な関係は、快適な賃貸生活の鍵となります。
- 直接対話が難しい場合は、管理会社を通じてコミュニケーションを取ることが望ましいです。
c) 書面での確認:
- 重要な事項は、口頭だけでなく書面で確認することが重要です。
- 例えば、庭の利用に関する取り決めを書面化することで、将来的なトラブルを防ぐことができます。
5. 今後の対策:
a) 入居前チェックリスト:
- 入居前に物件の状態を細かくチェックし、写真などで記録を残すことが重要です。
- 修繕が必要な箇所を具体的に指摘し、書面で確認することが望ましいです。
b) 定期的なコミュニケーション:
- 大家や管理会社とは定期的にコミュニケーションを取り、小さな問題が大きくなる前に対処することが重要です。
c) 契約書の重要性:
- 口頭の約束は曖昧になりやすいため、重要な事項は必ず契約書に明記してもらうことが大切です。
結論:
賃貸住宅に関するトラブルは、コミュニケーションの不足や誤解から生じることが多いです。この状況では、まず関係者全員で事実関係を確認し、お互いの理解を一致させることが重要です。その上で、クロスの張替えや代替案について冷静に交渉することが望ましいです。また、今回の経験を教訓に、今後は重要な事項を書面で確認し、定期的なコミュニケーションを心がけることで、快適な賃貸生活を送ることができるでしょう。賃貸契約は長期にわたる関係性を築くものであり、相互理解と信頼関係が極めて重要です。
1. 賃貸契約と物件の状態に関する法的側面:
a) 契約の基本原則:
- 賃貸借契約は、貸主(オーナー)と借主の合意に基づく契約です。
- 契約前の口頭での約束も、法的には拘束力を持つ可能性があります。
b) 瑕疵担保責任:
- 民法上、賃貸物件に隠れた瑕疵(かし)がある場合、貸主は責任を負います。
- クロスの状態が契約時の説明と著しく異なる場合、瑕疵に該当する可能性があります。
c) 信義則:
- 契約当事者は信義に従って誠実に行動する義務があります。
- 約束した修繕を行わないことは、この原則に反する可能性があります。
2. 賃貸物件の修繕に関する慣行:
a) 入居前の修繕:
- 通常、大きな損傷や汚れは入居前に修繕されるのが一般的です。
- しかし、軽微な損傷や通常の使用による劣化は、そのまま引き渡されることもあります。
b) ペットに関する配慮:
- ペット可物件では、将来的な損傷を考慮して修繕を控える場合もあります。
- ただし、著しい汚れや損傷がある場合は、ペットの有無に関わらず修繕すべきです。
c) 約束の不履行:
- 契約前の約束が履行されないケースは稀ですが、完全にないわけではありません。
- コミュニケーションの行き違いや、オーナーの事情変更などが原因となることがあります。
3. この状況における対処方法:
a) 事実関係の確認:
- 仲介業者、管理会社、オーナーの三者間で情報を共有し、約束の内容を確認します。
- 書面での記録があれば、それを提示することが有効です。
b) 交渉:
- クロスの状態が著しく悪い場合、修繕を要求する正当な理由があります。
- ペットがいることを理由に修繕を拒否することは、合理的とは言えません。
c) 代替案の提示:
- クロスの張替えが難しい場合、家賃の減額や他の修繕での代替を提案することも考えられます。
d) 法的手段:
- 交渉が難航する場合、消費者センターや法律相談などの外部機関に相談することも選択肢です。
- 最終的には、契約解除や損害賠償請求などの法的手段も考えられますが、これは最後の手段です。
4. 大家とのコミュニケーション:
a) 庭の利用について:
- 賃貸物件の庭の利用権は、通常借主にあります。
- 大家が一方的に庭を利用することは、借主の権利を侵害する可能性があります。
b) コミュニケーションの重要性:
- 大家と借主の良好な関係は、快適な賃貸生活の鍵となります。
- 直接対話が難しい場合は、管理会社を通じてコミュニケーションを取ることが望ましいです。
c) 書面での確認:
- 重要な事項は、口頭だけでなく書面で確認することが重要です。
- 例えば、庭の利用に関する取り決めを書面化することで、将来的なトラブルを防ぐことができます。
5. 今後の対策:
a) 入居前チェックリスト:
- 入居前に物件の状態を細かくチェックし、写真などで記録を残すことが重要です。
- 修繕が必要な箇所を具体的に指摘し、書面で確認することが望ましいです。
b) 定期的なコミュニケーション:
- 大家や管理会社とは定期的にコミュニケーションを取り、小さな問題が大きくなる前に対処することが重要です。
c) 契約書の重要性:
- 口頭の約束は曖昧になりやすいため、重要な事項は必ず契約書に明記してもらうことが大切です。
結論:
賃貸住宅に関するトラブルは、コミュニケーションの不足や誤解から生じることが多いです。この状況では、まず関係者全員で事実関係を確認し、お互いの理解を一致させることが重要です。その上で、クロスの張替えや代替案について冷静に交渉することが望ましいです。また、今回の経験を教訓に、今後は重要な事項を書面で確認し、定期的なコミュニケーションを心がけることで、快適な賃貸生活を送ることができるでしょう。賃貸契約は長期にわたる関係性を築くものであり、相互理解と信頼関係が極めて重要です。
質問した人からのコメント
回答日時: 2024/7/2 19:04:05
わかりやすいご説明とても参考になりました。ありがとうございました。
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