教えて！住まいの先生

うちも新築して６年で、去年点検の案内がきました。
その案内にはまだ５年なのに給湯器更新の資料やシステムキッチンのグレードアップの資料もありました。
とりあえず電話をして今気になってるレンジフードのことを言うと、話を遮られ、「そんなことより床下です。シロアリこわいですよ」と言われたのでちょっとカチンとして「これって点検商法なんですか？」というと、慌てて、今回点検してシロアリ防除を行わないと35年の保証が受けられなくなりますよ！と言ってきたのでキレてしまいました。笑

35年保証っていうのは35年間何があっても無償で修理します、というのが保証です。
ハウスメーカーのいう保証はそうではありません。
まず躯体などについては点検を受けるかどうかなんて関係なく、10年は法律でハウスメーカーに瑕疵責任があります。
何かあれば無償で直してもらえますが、それは35年保証とは関係のないものです。

たとえば35年、靴を保証します！って言われてもその条件が「半年ごとに高い靴を新しく買い替えて行ってください」というものなら問題が起きないのは当たり前です。
つまり結局何かが起これば、法律で瑕疵が認められないものはすべて有償なのです。
たとえば給湯器やエアコンが壊れたからって35年保証だからタダで新しくしてくれるわけではありませんよね。
それは極端な例ですが、外壁塗装にしろ、雨樋外れたにせよ、要するにすべてがそういうことです。

なのでわたしは腹が立ったせいもありますが、点検そのものを断りました。
いないシロアリを持ち込まれても嫌ですからね。
そのわたしの判断が正しいとは言い切れませんが、少なくとも意味のないお金を支払い続ける価値はないと思います。

ご近所の方は点検受けられましたが、シロアリは薬剤を買ってきて自分でされたそうです。そのことで35年保証は打ち切られました。

シロアリは確かに怖いですが、その恐怖心を煽ってつけ込むような商法はどうかと思います。そしてそもそも高過ぎです。

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