教えて！住まいの先生

建築士です。

左の写真は、特殊な場合ですね。コレは「現場打ちコンクリート」じゃありません。表面にパターン模様が見えるので、コレは「工場生産のコンクリートパネルを敷いたもの」です。だから、この様にピシッと直線が出ています。

対して右の写真が、「現場打ちコンクリート」です。現場でドロドロのコンクリートを型枠に流し込んで作るので、どうしても多少のガタガタが出来ます。モチロン、職人技なので、こだわりの職人が作ればキレイになるし、レベルの低い職人だと汚くなります。

「最近引っ越して来た」のならば、その新築は「建売」か「注文住宅」ですね？
どちらにしても、今から質問者様が文句を言う訳には行きません。
建物は工事完了の時に、建主の「完了検査」を受けます。
まさしくこの様な「荒い仕上げ箇所」や「汚損箇所」や「工事忘れ」や「歪み」をチェックして、直させるのです。
建売ならば建てた不動産会社が、注文住宅ならば注文した建主（つまりは貴方御家族）が検査をしている筈です。
それが終り、その文句の部分も直した後に「引渡し」があります。
そこで工務店（施工者）の責任は終わります。
「引っ越した」って事は、もうそれが終わっています。

雨漏りや構造的な手抜き等、見ただけでは判らない大事な部分については、10年間の瑕疵担保がありますが、今回の部分は明らかに「見た目部分」なので、完了検査が終った時点で建主はOKを出した事になってます。

今から修正をするならば、新たに工事会社におカネを払う事になります。
「タダで直せ」と言ったらクレームです。
カンタンな工事ならばサービスしてくれるかも知れませんが、コレは難しいと思います。
また、今からできる方法は「モルタルや樹脂モル補修」しかありませんが、色違いが出てやはりキレイにはならないし、御心配の様に車に踏まれ続けたら結局剝がれてしまう可能性が高いと思います…。

• なるほど：0
• そうだね：0
• ありがとう：0

この回答が不快なら