教えて！住まいの先生

・建売の契約書
建売は、基本的にセキスイハイムが手掛けるスマートハイムシティの一角に建てられるので、パイが決まっています。営業的にはそこの契約については早い者勝ちになりますし、建売希望でセキスイハイムを見に来る人はほとんどいないので、注文住宅の契約はしないだろうと思ったら建売の契約を積極的に勧めてくると思います。

・予算のヒヤリング
これは営業次第ですが、先述のとおり、建売はエリア内の各支店の営業同士で早い者勝ちになりますので、とりあえず仮契約とって建物を押さえてから細かい話をしよう、という営業はいると思います。予算感などは、経験上、話をすればだいたい推察できるのではと思います。

・メンテナンス費用
ハイムの建物は壁面がタイルなので、塗りなおし等の必要がなく、タイルを繋ぐパーツの交換とベランダの防水加工をするくらいで、メンテナンス費用が普通の住宅よりも抑えられるのは本当です。ゼロというわけではありません。

・地震に強い
ハイムの住宅には免震という考え方はなく、強固な構造躯体で揺れに耐える、という方法論で作られています。揺れをいなすのではなく、正面からガチガチに迎え撃つ、という感じなので、揺れはダイレクトに感じると思います。
ただ、日本の従来の家屋は筋交いなどを入れて揺れに耐えますが、その分抜けない壁などが増えます。ユニット工法による大解放窓などの実現をしつつ、あれだけの耐震性能を実現しているのは鉄骨ならではかなと思います。また、他社の免震住宅はパーツのメンテナンスが必要になりますので、鉄骨のフィジカルで耐える構造は前述のメンテナンスコストのカットにはつながります。
半倒壊などは、おそらく地盤の問題もあると思います。構造躯体の重量がある分、地盤の弱いところでは傾いてしまう、沈み込んでしまうということもあるので、地盤の強い土地を選ばないとその強度を生かしきれないということはあります。

・木造
グランツーユーもユニット工法ですので、注文住宅の場合は工期が短くて済みます。木造ではありますが、考え方は鉄骨とあんまり変わりませんので、2ｘ6の木材でガチガチに強い家を作る、という感じです。
案外、デザインが好き、という人もいますが、正直、木造だったらほかにいくらでも選択肢があるので、あえてハイムじゃなきゃいけない理由、というのは、提案される土地・立地くらいしかないんじゃないかなと思います。

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