教えて！住まいの先生

わが家は一条工務店で建てました。

高気密・高断熱のレベルをさらにあげていくために、
当時の一条工務店は、木造軸組工法だけだったのが、２層断熱のパネル後方に移行しつつある状態でした。

わたしの家は、
オーダーキッチン
民芸風和室・釣り天井・地窓・勾配天井・吹抜けなど
かなり一条工務店の中でも特殊な家だったこともあって
とても優秀な現場監督、とても優秀な大工さんが選ばれて
わたし自身が現場で打ち合わせしながら、建築を進めるような状況でしたが

大工さんには
次男が中学生になる頃に、吹抜けに床板を貼って一部屋増築すると、伝えていました。

12月引渡しの条件があったこともあって
大工さんのお兄さんと二人で作業をするめるだけでなく
土曜日は娘さんの運動会の日を除いて、毎週作業を進めてもらいました。

勾配天井の場合、高いレベルの気密性をクリアするのはとても難しいという話でしたが、

現場での調査において、0〟07をクリアする数値。
改めて素晴らしい腕の大工さんだと感じました。
引き渡しを受けた半年後に、最長15mの柱を利用した、斜面に張り出すウッドデッキの建築に一日だけ、協力してもらいました。
本宅では棟上げのお祝いはしませんでしたが、ウッドデッキの際には30,000円を包んでお渡ししました。

約10年後、その大工さんに連絡して、次男の部屋を増築することを依頼しました。


その際に、大工さんとお話ししたところ
「最近の一条工務店は、パネル工法がほとんど。自分の腕があまり役に立っていないから、別の会社に移ろうかな〜。」
とこぼしていました。

パネル工法よりも、はるかに木造軸組構法が難しいということでした。

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