教えて!住まいの先生
Q 住宅ローンの変動金利とは何でしょうか??
質問日時:
2024/10/6 22:59:52
解決済み
解決日時:
2024/10/11 12:21:15
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ベストアンサーに選ばれた回答
A
回答日時:
2024/10/11 12:21:15
長くなりますが、できるだけ丁寧にわかりやすくご説明します。
住宅ローンには固定金利と変動金利があります。
住宅ローンは、当然ながら利息がつきます。
この利息が何%かは金融機関によって異なり、借りる側はなるべく金利が低いところを探します。
たとえば3500万円を金利0.3パーセントの銀行で35年ローンで借りた場合は、月々の返済額は97,916円で、総支払額は38,069,594円。
金利0.7パーセントだと月々の返済額は103,749円で、総支払額は39,297,517円となります。
金利がわずか0.4パーセント違うだけで同じ金額のローンが35年では100万円以上支払額に差が出るのです。
さて、固定と変動の違いですが、固定金利はこの利率がずっと変わりません。
一方の変動金利は日銀の政策によって上がったり下がったりします。
支払いの途中で金利が上がると、ローンの返済は毎月これだけと思っていたのが急に増えたりして生活の計画が崩れますから、固定金利のほうがリスクはなく安心です。
しかしその分固定金利の利率は変動金利より高いです。
たとえばある銀行の今日現在の変動金利は0.45パーセントですが、固定金利で借りると2.1パーセントです。
どれくらいの差になるかというと、やはり融資額を3500万円として計算すると、
<変動金利0.45%>月々の返済額:96,458円 総支払額:37,762,655円
<固定金利2.1%> 月々の返済額:144,583円 総支払額:47,892,973円
同じ銀行で同じ金額を借りても、固定金利は返済額が固定されるので安心感はあり、変動金利は将来返済額が上がるかもしれないリスクがありますが、その安心のために月々4万8千円、トータルで1000万円以上もの差が出てしまうのです。
日本は長く低金利政策をとっていて金利が低く、また上がることもなかったのでみんなが変動金利を選びました。
しかし円安が長くつづき、それは日米の金利差によります。
欧米では金利5〜6パーセントくらいなので日本とは大きく差があります。
日本が欧米並みに金利を上げたら今の円安問題は解消します。
そこでついに日本もこれまでの低金利政策を打ち切って、今月、実際に三井住友銀行や住信SBIネット銀行など大手の銀行住宅ローン大手銀行が0.15パーセント金利を引き上げました。(三菱UFJ銀行とみずほ銀行は、9月と同じに据え置き)
そこで今は「ほんとに変動でいいのか?高くても固定にすべきではないか?」という議論が起こり始めています。
しかしそれでもいまだ変動金利を選ぶ人が多いです。
それはこれからの変動金利は返済中に上がるとしても緩やかに上がり、固定金利以上になることはないだろうという予想からです。
どちらを選ぶかはわたしなりの考え方はありますが、これは政策や世界情勢、経済情勢で変わるので「こうだ」とは断言できません。
たとえば今年のアメリカの大統領選で誰が選ばれるかでも影響してくると思います。
あと、固定金利でも金利の安いものがありますが、そういうのたいてい「当初5年間固定」などというもので、最初の何年間かは固定金利なので上がらないけど、その後は変動金利に切り替わります、というものです。
住宅ローンには固定金利と変動金利があります。
住宅ローンは、当然ながら利息がつきます。
この利息が何%かは金融機関によって異なり、借りる側はなるべく金利が低いところを探します。
たとえば3500万円を金利0.3パーセントの銀行で35年ローンで借りた場合は、月々の返済額は97,916円で、総支払額は38,069,594円。
金利0.7パーセントだと月々の返済額は103,749円で、総支払額は39,297,517円となります。
金利がわずか0.4パーセント違うだけで同じ金額のローンが35年では100万円以上支払額に差が出るのです。
さて、固定と変動の違いですが、固定金利はこの利率がずっと変わりません。
一方の変動金利は日銀の政策によって上がったり下がったりします。
支払いの途中で金利が上がると、ローンの返済は毎月これだけと思っていたのが急に増えたりして生活の計画が崩れますから、固定金利のほうがリスクはなく安心です。
しかしその分固定金利の利率は変動金利より高いです。
たとえばある銀行の今日現在の変動金利は0.45パーセントですが、固定金利で借りると2.1パーセントです。
どれくらいの差になるかというと、やはり融資額を3500万円として計算すると、
<変動金利0.45%>月々の返済額:96,458円 総支払額:37,762,655円
<固定金利2.1%> 月々の返済額:144,583円 総支払額:47,892,973円
同じ銀行で同じ金額を借りても、固定金利は返済額が固定されるので安心感はあり、変動金利は将来返済額が上がるかもしれないリスクがありますが、その安心のために月々4万8千円、トータルで1000万円以上もの差が出てしまうのです。
日本は長く低金利政策をとっていて金利が低く、また上がることもなかったのでみんなが変動金利を選びました。
しかし円安が長くつづき、それは日米の金利差によります。
欧米では金利5〜6パーセントくらいなので日本とは大きく差があります。
日本が欧米並みに金利を上げたら今の円安問題は解消します。
そこでついに日本もこれまでの低金利政策を打ち切って、今月、実際に三井住友銀行や住信SBIネット銀行など大手の銀行住宅ローン大手銀行が0.15パーセント金利を引き上げました。(三菱UFJ銀行とみずほ銀行は、9月と同じに据え置き)
そこで今は「ほんとに変動でいいのか?高くても固定にすべきではないか?」という議論が起こり始めています。
しかしそれでもいまだ変動金利を選ぶ人が多いです。
それはこれからの変動金利は返済中に上がるとしても緩やかに上がり、固定金利以上になることはないだろうという予想からです。
どちらを選ぶかはわたしなりの考え方はありますが、これは政策や世界情勢、経済情勢で変わるので「こうだ」とは断言できません。
たとえば今年のアメリカの大統領選で誰が選ばれるかでも影響してくると思います。
あと、固定金利でも金利の安いものがありますが、そういうのたいてい「当初5年間固定」などというもので、最初の何年間かは固定金利なので上がらないけど、その後は変動金利に切り替わります、というものです。
質問した人からのコメント
回答日時: 2024/10/11 12:21:15
ありがとうございます
回答
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A
回答日時:
2024/10/8 10:44:42
金利変動のリスクを銀行が借入人に転嫁する商品。
A
回答日時:
2024/10/6 23:54:52
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