教えて！住まいの先生

法律では期間を決めた契約を途中で解約することはできないことになっています。でも、特約に解約条項があれば、途中解約もできます。

また法律では契約満了の６か月前までに何も言わないと自動的に更新することになっています。これも借主については特約があれば短くすることができます。通常特約を付けて短くしており、満了日の１か月前までに退去をすることを通知するようにしています。借主が期限までに通知をしないと、自動的に更新するという特約が付いていることが多いです。

その期限を過ぎてから連絡しても、更新することになっていますので、更新料が発生します。

また一度も更新をしないで、契約途中で解約する場合は短期違約金の設定を契約でしている場合があります。でも、更新後に途中解約しても違約金は発生しない契約になっていることがほとんどですよ。事業系ならあるかもしれませんが、住宅ではふつうないですよ。

質問の場合契約で決めた期日までに退去の通知をしなかったので更新され、更新料がかかったのではないかと思います。でも更新後にまで違約金を設定しているケースはあまりないので、契約書をよく読んでみてはいいのではないかと思います。

なお、違約金の設定は家賃１か月分のことが多いです。３か月分までなら、違法ではないとされていますが、それより高い場合は、法律上問題になるとされていますので、多くても家賃３か月分だと思います。

２重払いを２年続けるのなら、早く解約したほうがよろしいと思います。

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