教えて！住まいの先生

後者ですね。
「親にローン分の家賃を払ってもらいそのまま住まわせる」というのが無難だと思います。
自分名義の家を売るのは得策ではありません。

一時的にご自身が住まない状況にはなりますが、住民票を移動させなければ大丈夫です。
単身赴任の方なども、同じ状況で住宅ローン借りていますし。
「家賃」という名目で賃貸借を結ぶと面倒なので、両親から受け取るお金を贈与税のかからない「年間110万円未満」に設定して、贈与として受け取れば良いです。
これなら銀行への連絡も不要です。


理由①
彼女と別れた時に戻れる家がある。
2017年の購入価格と同額で、同じ場所に同じ家は今や建てられません。
万一彼女と別れても、自分の持ち家に帰れるというのは絶対的な安心感があります。

理由②
資産として残る。
返済さえ続けていれば、ローン完済後は資産として残ります。
ご両親の他界後、状況が変化して質問者様の持ち家に住むという選択肢も取れるようになります。

理由③
現段階で売却しても借金だけ残る可能性がある。
まだ購入から8年ですから、住宅ローンもそれなりの額が残っていると思います。
売却時にも手数料がかかりますし、それらを差し引きして多少でもプラスなら良いですが、マイナスになる可能性もあります。
その場合、家は失うのに借金だけ残るという最悪事態に陥ります。


因みに、赤の他人に貸し出すことは考えていないとのことなので大丈夫だと思いますが、これをしてしまうと住宅ローンが使えなくなります。
金利も一気に上がります。
借入している銀行に事前連絡した上で相談すれば、一括返済でなく借り換えをしてくれるケースもありますが、何にしても返済額は高額になります。
ご注意ください。

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